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最悪な出来事の後にやってくる、幸せへのターニングポイント

少し前にライフチャートを書き出してみたことがありました。久しぶりに見直して少し付け足してみていたら、私の今までの人生で大きなターニングポイントは2回訪れていた事に気づきました。どっちも嫌なことが起きた後に、自分で大きな選択や決断をして、結果良い方向に向かい、元の人生から飛躍できてる感じです

マイナスをプラスに変えて…じゃないけど、最悪だなってとことん落ちた分、無意識に元を取ろうとでもしてるのかもしれません

ターニングポイント1:離婚と泥棒

34歳で離婚をして、もと旦那様の転勤先だった四国から4年ぶりに浦島太郎状態で東京に戻ってきた話は前にも書きいましたが、その後が1回目のターニングポイント。ご縁あって、アップルでお世話になり、ここで今の私のキャリアの土台となる良い経験を沢山させてもらいました

その時、東京に戻ってきて、離婚後生まれて初めての1人生活だったのでワンルームからスタートしていたのだけど、そのワンルームがピッキングされて、泥棒に入られたんです。新旧パスポート、パソコン、デジカメ、ダイヤの婚約指輪を含むアクセサリー類にバッグも取られたのだけど、最も高価だったのは時計でした。しかも、いくつか良い時計を持っていたので、それらを全部バックに入れて持ち去った感じでした

でも、火災保険だと思って入っていた保険が、盗難もカバーしている総合保険だったんです。本当、エイブルさんありがとう!です

お見舞い金が上乗せされて、戻ってきた保険金を頭金にして、すぐに今のデザイナーズマンションの一室を新築で購入し、以来ずっとここに住んでいます。生きてきた中で一番長く住んでいる家、本当に気に入っています

「泥棒に入られて、黒字だした奴初めて見たよ」って、その時のボスに言われたのを思い出します

ターニングポイント2:がん罹患

2回目は、やっぱり48歳でスキルス胃がんを告知されて、胃の3/4近くを切除、5週間休職し無事社会復帰した後ですね。ラッキーなことにがんは早いステージだったし、気づくのが遅かったら命が奪われていたかも、と思うとそれから急に何にでもチャレンジできるようになりました

50歳という年齢から大学院に入学し、同じタイミングでまた転職にも成功し、そこからは若い時以上に新しいことへのチャレンジ精神旺盛な日々。今年になって副業申請するに至っています

今日、いろんな出来事への引き寄せを日々感じながら、会社もプライベートも特に人に恵まれて、毎日感謝することばかりです。本当にお金があるわけでも家族がいるわけでもないけど、充実した楽しい毎日を送れているのは、周りにいてくださっている友人知人の皆様のおかげ

そんな事に気付ける私になれたのも、やはりあの時がんに罹患したおかげな気がしています。嫌な思いもいっぱいした病気でしたが、そこからのポジティブな毎日は、やはり病気からの贈り物です

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人は時に、大きな決断をしないといけないですよね。私がマンションを買うと決断した時も、父に大反対されそれを突っ切って買っちゃったので半年以上口をきいてもらえなかったりもしてましたが、結果購入は大正解だったし、無理して大学院に行っていなかったら、今ある幸せの何も掴めてなかった気がするし。今の会社じゃなかったら、副業なんて始められてなかったです

一つひとつの決断は、その先にそこから得れるプラスな出来事が待っているとは気づいてもいないのだけれど、きっかけとなる直前に起きていた最悪な出来事が、間違いなく大きな決断を可能にするパワーをくれていた気がします

だから逆にいうと、大きな苦しみや辛い最悪なことが起きた時は、その後、その辛さをバネに新しい自分を切り開くのだと、強く前向きに新しい一歩を踏み出して欲しい

背中、いつでも押しますよ!

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