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クラウドファンディングで3NOTの1つ(読まない)を乗り越える方法vol.2

クラウドファンディングで3つのNOT(読まない・信じない・行動しない)を乗り越える方法として、「広告における人間心理の三原則」、「マクスウェル・サックハイムの三原則」の3つのNOTについてお伝えしている第2回目です。

Not Read(読まない)

 新商品・新事業を創る立場では忘れがちな視点なんですが、実は一般の人「案内を読みたい」とは考えていない!という事を意識しておく必要があります。


一般の人が考えているのはあくまでも

「どうやったら今抱えている悩みを解決できるか」

であり、言い換えれば、

「どうやったら今抱えている欲求を満たす事ができるか

という一点です。


更に言ってしまえば、その悩みを解決できるなら“商品”はどんな形でも問題ありません。


つまり、一般の人の抱える悩みを解決できるのであれば、“商品”は情報の形でも、道具の形でも、食品の形でも良いですし、一対一でコンサルティングを行うようなサービスでも良いという事です。


いずれにせよ本来であれば案内を抜きにして直接、

(見込み客)→(商品)

となっているのが理想的なんです。

つまり、一般の人にとって

“案内は邪魔なもの(見たくないもの)”

なんですね。

読みたくない!心理を乗り越えるには?


よって、その「案内なんて読みたくない」という心理的な障壁を乗り越えていく必要があるのです。


その為の方法としては、

・案内の冒頭であなたにとってのベネフィット(商品から得られるメリット)を明確に伝える
・人が感覚的に反応してしまう単語を適切に使用する
・頭が反応して、見なくても、手にしなくても、必要だと思えるように伝える

といった方法が挙げられます。

つまり、ポイントの1つは

悩みや欲求を満たすために、人がとる行動をしっかり分析して、プロとしての的確な解決方法を、文章や動画でしっかりと表現することが重要なポイントです。


クラウドファンディングでどこを工夫するのか?


つまり、クラウドファンディングの例で言えばこの「Not Read」の原則は、読まない!見ない!になり

・プロジェクトのタイトル
・サムネイル動画
・プロジェクト概要
・支援者数や達成金額・達成%

などの箇所で、いかに惹きつけるかが大切です。

読んでもらう、見てもらうためのポイント2

・プロジェクトのタイトル 

最初の15文字が大切 タイトル全体は30〜40文字


・サムネイル動画

プロジェクト内容を凝縮した4分程度ものの


・プロジェクト概要

学校の作文で教わったのと同じ5W2H1M

Who(誰が)、What(何を)、When(いつ)、Where(どこで)、 Why(なぜ)How(どのように)How much(いくら)Mission(使命)を入れて、150文字から200文字で書きます。


・支援者数や達成金額・達成%

初速の1/3は、知り合いや身内に頼み支援してもらう1/3の法則をしっかり実行し、早い時期に目標を達成しましょう!行列ができる店には入りたくなるように、その状態になることで、知らない人もプロジェクトを見てくれるようになります。


冒頭で興味を引けなければ、Google等検索エンジンでブログが上位表示されていてもアクセスを集める事ができませんし、SNSで拡散したとしても、冒頭で読み手の興味を引けなければ、その記事を読んでもらう事もできません。

そういう意味った面も考えてみると、この原則の重要性を更に理解して頂けるのではないでしょうか。


最後までお付き合い頂き、有難うございました。
これからも皆様にとって有益な情報をお届け致します。
どうぞよろしくお願いします。
発行 : 野口みき



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