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入試と『ゴールデンカムイ』

昨日子どもの中学入試があった。保護者控室は学校内のライブラリーで案内されて入ると保護者が20人ほど。
受験者は400人ほどなのだが、入試問題漏洩防止のためスマホ使用禁止と外出禁止が敬遠されたのだろう。
軟禁状態(笑)で5時間、持参した3冊の本を読み終わり、ライブラリーにあった漫画『ゴールデンカムイ』を読む。日露戦争の激闘から始まるこの漫画、隠された金塊を探し求める主人公と彼を助けるアイヌの少女が主軸となる。この少女がいい。生死を伴う危機に遭っても平然と知識と技術で切り抜けていく。
2巻を読んだところで3巻が貸し出されていたので残念。
以前、この中高一貫校を説明会で訪れた時にこのライブラリーの広さと雑誌、漫画、子どもから大人まで広範な年齢向けの蔵書に感心した。

『ゴールデンカムイ』は殺人シーンも多いのだが、だから駄目だとはしない方針にこの学校の特色があるような気がする。私は特に中高生にこの漫画をお薦めしたい。

5時間は短かった。試験終了後、子どもに保護者控室はライブラリーだった、と言うと「パパにとっては天国やったやろ」。

ちなみに読んだ本は『逆転力、激(たぎ)らせろ』(極貧から無一文で来日、医師になったマレーシア人)、『妻はサバイバー』(摂食症害、アルコール依存症の妻を支え続けた夫)、『56歳で初めて父に、45歳で初めて母になりました』(高齢出産の妊婦に万全を尽くす日本の医療体制と生まれてきた息子への愛情)。

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