未経験広報を採用するとき、どんな人が向いてるの?とある広報担当者の経験から考えてみた
こんにちは😊
事業会社で約5年ほど広報をしている地田(Twitter:@chida_miki)と申します。
ちょこちょこスタートアップの広報担当の採用についてご相談をいただくことがあり、そのときに経験者ではなく未経験広報を採用するときのお話をしています。そこでよく話をしていることをまとめてみようと思い、本noteを書き始めました。
わたし自身も未経験でスタートアップの広報担当をはじめた経験をもつため、わたしの経歴を踏まえご紹介できればと思います。また、これはわたし一個人の経験や考えであり、全てがあてはまることではないのでひとつの参考として読んでもらえたらうれしいです🙇♀️🙇♀️🙇♀️
わたしが広報としてどんなことをしてきたかは下記よりご覧ください。
ちょっと前になりますが、Markezineさんでの記事やセミナーレポートもあわせてご紹介💁♀️✨
未経験広報に挑戦するまで
株式会社ネオキャリア→株式会社Socket→Supershipホールディングス株式会社→コネヒト株式会社→2021年7月まで有給消化中😊
大学卒業後、最初のキャリアは人材総合会社であるネオキャリアに入社をします。そこで約7年ほど経験をし、未経験広報としてスタートアップである株式会社Socketに入社。そこから広報としてのキャリアがスタートしました😊
※Socket以降は、合併/出向/転籍などで転職をした形ではないのですがいろいろな会社を経験しました....笑😂
わたしは、中途の人材紹介の営業とカウンセラーからキャリアをスタートしています。今から振り返ると、人材総合会社では「広報」という肩書ではなかったものの広報をするにあたっての訓練になっていたなーと思います😌
📖 中途の人材紹介について簡単に 📖
転職支援サービスのこと。営業は、採用をしたい企業の人事担当者とのやりとり、カウンセラーは転職を希望されている個人の方とのやりとりになります。
大手人材会社だとわかれていることが多く、一気通貫ですることはないかもしれません。当時のネオキャリアは50名程度の規模感のベンチャー企業だったので両方の経験をすることができました😊
📣 魅力を見つけ可視化し、伝える
広報の仕事のひとつとして、会社やサービスの魅力を可視化し伝えます。伝え方はプレスリリースやブログ、イベントなどさまざま考えられますが、まずは魅力自体を見つけ出すこと、(競合や他社と比較をして)どう魅力的なのか、など整理することが求められますよね。
営業業務の中で、クライアント企業の人事担当者にヒアリングをし求人票を書きます。そこでは数多くの求人票の中から転職希望の方に選んでもらえるように、企業やポジションについての魅力、業界内での立ち位置や他社との違い、やりがいなどをまとめます。そしてそれが魅力的に伝わるように文章を書くので表現にもこだわります📝
この業務は広報として会社を紹介する仕事と一緒だなと感じています。その当時は多いときで200社ほど担当していたので、それだけ会社の魅力を見つけ可視化し、表現するという訓練をしていたと思います💪
カウンセラー業務では、転職希望の方にその方に合った企業をご紹介します。そのときに意識することは、(当たり前ですが)ご紹介する企業が転職希望者が求めている情報や希望にいかに合っているかをお伝えします。
企業のいろいろな情報がある中で、取捨選択をし転職希望者に伝えるということ。この業務は、広報でいうと記者さんをはじめ伝えたい相手にどういった情報を伝えるといいか考える仕事に似ていますね😌
📣 深耕営業経験のある方はオススメ
広報をする上で、メディアの方々に持ち込むということがあります。営業に近い仕事ですね!
わたしは、新規開拓としては飛び込み(研修のときに3日間😂)とテレアポ、クライアント企業と継続的にコミュニケーションを取る深耕営業を経験しています。
📖 深耕営業とは 📖
既存の顧客に対して関係性を深め、新たなニーズを探ったり、取引を増やしていくような営業活動のことです。ルートセールスと近しい意味で使われることもあります。営業において、ひとつの顧客と深く付き合いができ、取引を継続・拡大していく能力は非常に重要です。
引用元:https://www.pasonacareer.jp/knowhow/requirement/sales/1947/
メディアの方とは一回ということではなく、継続的にコミュニケーションをとり取材につなげていきます。
なので、よく未経験で広報を採用される際は「営業経験の中でも、深耕営業経験をされている方はオススメ」とお話しています😌
📣 どんな経験があるといい?
「広報」と一言でいっても業務分解すると、ライティング、編集、企画、営業など本当に幅広いスキルが求められます。これをひとりでするとなると、とっても大変だし、全てこなせるスーパーマン/スーパーウーマンはいないだろうと思います...😌
Ubieの片山さんのこちらの記事がすごくまとまっているのでオススメです👇
会社によって、サービスがtoB/toCなのかによって、広報に求められる仕事や役割は異なり、また時代とともに新しい発信手法が出てきたりと、どんどん幅が広がってきていると感じています。
広報を採用するときに、(当たり前のことですが)どんなことをしてもらいたいのか、またしてもらいたいことの優先順位をつけておく、こうすることでどんな経験が必須なのかを整理することができると思います。
わたしのように、「広報」という肩書での経験はなくても広報業務を分解し考えたときに、近しい経験をしている人はいると思います😊
未経験で採用をする場合、自社で想定している広報業務に近しい経験をしている方に幅を広げていくことをオススメします。
最後に
ここまで経験ベースでいろいろまとめてきましたが、最も重要だと思うのは「広報がしたい/やってみたい」という気持ちだと思います😌💓
かくいうわたしも未経験ではじめたときは、「広報をしたい」という気持ちはあるものの広報業務についてはちゃんと理解はしていなかったし、わからない中で自分で情報収集したり、とりあえずやってみながら学んでいきました。
このnoteが、広報に挑戦をしてみたいと思っている方や未経験広報を採用しようと考えている企業の方の何かしらの参考になったら幸いです🙇♀️✨
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