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『会社のロゴ』ができるまで

少し前に会社のロゴができたので、今回はそのお話しを。

私はこれまでロゴについて考えたことがほとんどなかった。だからインフォハントのロゴを「良いロゴ」にしたいと思っても『「良いロゴ」とは何か』を考えるところからはじめる必要があった。

正直、全く何もわからないし見当もつかなかったので、友人に紹介してもらったデザイン会社さんとの初回のMTGでは『「良いロゴ」とは何か』を質問するところからはじまった。こんなことを質問するなんて面倒な客だと思われるだろうと思ったが、これを聞かずに先に進めることはできなかった。

デザイン会社の方は、私のド素人すぎる質問にもしっかり真摯に答えてくれ、私のロゴデザインに関する知識をほんの少し上げてくれた。もの凄くしっかりしていて信頼できると思ったので、彼女からデザイナーさんを紹介していただくことにした。

ご紹介いただいたのは、高校時代をカナダのノバスコシア州で過ごし、ニューヨークでデザインを学んだという日本人の女性デザイナーさん。
彼女から事業内容や社名の由来についてなどのヒアリングを受け、それに答えていく。最終的には3案ご提案いただき、このロゴに決定!

デザインに込められた意味は
能動的 + わくわく+ 多様性 + 正確性 + 人間らしさ

デザイナーさんとのやりとりを通じて、私の言ったことがこうしてデザインに反映されるという初めての経験をして、ロゴの説明を受けながらただただ凄いと思うばかりだった。

ロゴが決まってからも色をどうするか、を考えるなど、私にはすべてが新しいことだった。PANTONEという規格を知ったり、PCの画面上と印刷した時の色の規格が違うことも、今まで考えたことのない新しいことだった。

フォントはこれまでPCで資料を作る時に何となく選択してきたけれど、私の知らないフォントが山ほどあって、一つ一つのフォントにもイメージがあること、そしてフォントの中には有料フォントというものがあって、その契約はどうなっているのか、など、普段何気なく使用し選択し続けているものであっても、知らないことだらけなのだ、ということを知った。
そして最終的に日本語フォントは「Noto Sans CJK JP」に決定。今まで存在すら知らなかったけど、これから作成するすべての資料はこのフォントになる。

デザイナーさんはデザイン力はもちろん人柄も素晴らしく、もうすっかり彼女のファンになってしまったので、ロゴデザインと名刺デザインの当初の予定に加えて、パワポのテンプレも作成してもらった。パワポのテンプレは今週の授業から使う予定にしているが、心なしかいつもよりパワポの準備が楽しい。 

『「良いロゴ」とは何か』から始まったロゴ制作もやっとひと段落。知り合いの知り合いの知り合いの…と何人もの方々にご縁を繋いでいただいて素敵なデザイナーさんに出会い、ロゴができたことに感謝しかない。このロゴを使って長く仕事ができるようにがんばりたい。

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