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「コミュニティ」の自然発生

「コミュニティ」という言葉をよく聞く。よく使われるのに、言葉の定義があいまいな気がするが、英語でcommunityは共同体とか共同社会というような意味なので、日本語での意味もそのようなものなのだろう。(ネット上の辞書で日本語の意味を調べたがあまりピンとこなかった)。

考えてみると私も「コミュニティ」というものに、参加しているような気がする。「ファクトチェック・コミュニティ」「つながるキャンパス・コミュニティ」などがそうだ。なんとなく私の考えるコミュニティは「コミュニティを作るぞ!」と決めて作られているようなイメージがあった。

だから「みんなのまなぶば」に参加してくれた友人に、「素敵なコミュニティですね。コミュニティってどうやったら作れるんですか?」と聞かれた時に、「あぁ、私のやっている活動はコミュニティを作っているとも言えるのだ」と新しい発見をしつつ、不思議な気持ちになった。

「みんなのまなぶば」はいつの間にかコミュニティを形成していた

コミュニティを作る、ということを考えたことはなく、自分たちのやりたいことをイベントにして定期的に開催してきたのが「みんなのまなぶば」だ。(はじめた経緯はこちら)。でも、考えてみたら、いつの間にか常連さんができて、運営側ではなくても初回参加者の方に優しく接してくれたり、イベントが円滑に進行するように働きかけてくれているように感じることがあることを考えると、これは友人の言う通り「コミュニティ」なのではないかと思うようになった。
これは、私にとって嬉しい発見だった。もともとフラットな関係の中で対話をしたくて始めたイベントだ。それが本当にフラットな「コミュニティ(共同体)」として行われているということを、参加した友人に感じ取ってもらえた、ということだと思ったからだ。

ゲスト主催者

実は、毎回イベントの最初にする「みんなのまなぶば」の紹介スライドにはこんなものがある。

3人目のゲスト主催者さん募集中

つまり、私たち主催者以外の誰かがイベントをやりたかったら、この「みんなのまなぶば」の場を提供しますよ、というものだ。

なんと次回は、そのコミュニティ作りに興味があるという友人が、イベント進行をすることになった。イベント13回目にして、はじめてのゲストによるイベントだ。私たちが作ってきた「コミュニティ」を、友人が気に入ってくれ、そこで友人仕切りのイベントをやる。友人も喜んでくれたが、私も嬉しい。

次回のお誘い

そんなわけで次回は、ニューヨーク在住で服が大好きだという日本人の友人Risaの進行で、「可愛いとはなにか」について対話をします。
かわいい、カワイイ、可愛い、Kawaiiは何が違うのか。ニューヨークのかわいいと日本のかわいいの違いなどについて対話できるのではないかと思っています。ぜひご参加をお待ちしています!

※これまで「みんなのまなぶば」は、「哲学対話のようなもの」を行ってきましたが、「哲学対話のようなもの」だけしかできないということではありません。何かやりたいイベントがあればご相談ください。

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