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ピタゴラ装置でも50回以上失敗しているという事実

Eテレの『ピタゴラスイッチ』を毎日のように観ています。
子どもが大好きだからって理由が大きいですが、僕自身も楽しく観てます。僕が小さい頃からやっているんで、長寿番組ですね。

『ピタゴラスイッチ』の中でも「ピタゴラ装置」を使ったコンテンツが好きです。あの仕組みを考えた人、本当すごくないですか?普通に感動します。

「すごいもの」や「すごい人」を見てしまうと、「才能があるからできる」などと思ってしまいがちです。

でも、あの「ピタゴラ装置」だって、50回以上も失敗しているのをご存知ですか?

2021年9月3日(金)の『ピタゴラスイッチ』は「なるほど!じゅんびがだいじ。スペシャル」。番組内で「がんばれ!装置153番のマーチ」という曲が流れました(過去にも何度か放送されています)。

デーモン閣下の歌に合わせて、装置153番の数々の失敗の映像が流れます。ちなみに歌詞はこんな感じ。

スタートは砂時計
はな道通り
筒を転がし鉄球頼む
おもりのボトル
かんづめ軸にグルングルン
トンカチからスチロール
なんとここで止まったか!
よしもう一度最初から
だがしかし
いやなんと
失敗!失敗!失敗の連続!!
次はうまくいってくれ
鉄球頼むおもりのボトル
缶詰軸にグルングルン
なんとここで失敗!
またまたここで失敗!!
これはスゴイ失敗
今度はうまくいってるぞ
なんとまさかの失敗!予想外の失敗!
失敗!失敗!!失敗の連続
心がくじけそう
気がつけばもう54回目
準備が大事
あきらめるな
次こそどうかきっと
(本番5秒前…4…3…)
砂時計から始まる旅ははな道通りつつを転がし鉄球頼む
ドミノを倒しおもりのボトル
グルングルン
トンカチからスチロール
箱へリレー
進めそろばんコンベアー
あらゆる失敗乗り越えて
装置153番のマーチ

「がんばれ!装置153番のマーチ」歌:デーモン閣下
歌:デーモン閣下

50回以上も失敗すると、「そもそもこれ成功するの?」という問いが湧いてきたはずです。30秒足らずのコーナーに準備も含めて何十時間、何日もかけているのが伝わってきます。

失敗してもいい環境を作る

自転車を乗れるようになるために、何度も転んだはず。ほとんどの人は1回で乗れないように、うまくいった裏側には数多くの失敗があるんですよね。その事実を忘れてはいけないなと思います。

うまくいった事例ばかり見ていると、失敗してくない、失敗できないといった感情が生まれてしまうのだと思います。

今回の『ピタゴラスイッチ』からは、「ピタゴラ装置はすごく見れるけど、実はこんなに失敗しているんだよ。だからみんなも失敗を怖れずやってみな!」といったメッセージを受け取りました。

また、失敗しても責められない環境を作るのも大切かと。失敗をするのを前提にして、失敗した人を笑ったり、貶したりしない。
むしろ失敗を歓迎する環境を作れるかも問われると思います。

- 失敗を許容できる心の器を育む
- 失敗してもいい環境を作る
- 失敗を怖れずチャレンジし続ける

上記3点を改めて心がけたいです。

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