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読んだ本のタイトルや引用文章などから日常を綴っています。更新はボチボチですが、私の隠れ…

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読んだ本のタイトルや引用文章などから日常を綴っています。更新はボチボチですが、私の隠れ家にできたらいいなぁ。

最近の記事

気合い

ここのところ、仕事へのモチベーションどころか休みの日に家が出るのも億劫になっている。今までも時々、同様のことがあった。その都度、「これは気合いの問題だ」と歯を食いしばって生きてきたように思う。バブルが崩壊した直後の就職難の時代を生きていた私たちの世代には、気合で生きてきた人が意外に多いのかもしれない。「病は気から」と体調も気合でなんとか乗り切ってきたように思う。 時代は移り変わっても、気合がたりないから動けないと言っている私は、さすがにバカだなぁと思う。仕事も家事も休んでい

    • バンド論

      小学生の頃、同居していた叔母がギターに夢中になり私にも教えてくれた。わけあって、幼少期から両親と離れて暮らしていた私は、その寂しさをギターを弾くことで埋めていたのかもしれない。ギターが楽しかった。 中学になると祖父母がフォークギターを買ってくれた。当時、ちょっとしたバンドブームがあり、学祭バンドのギターに誘ってもらい、エレキギターを借りて手伝ってもみたが、自分の好きな音楽ではなかったことや、気の合う仲間というよりは楽器ができる仲間のより集まりのこともあり、私はバンドを継続しな

      • 幸せを感じて

        コロナに羅漢して5日経過。まだ微熱はあるものの、ようやく起き上がれるようになった。私の場合、頭痛が酷く嘔吐が続き、そこから発熱、咳。そして今は臭覚がきかなく、そのせいか味覚も以上になっている。ようやく、食べられるようになったのに、食べ物が美味しくないのは悲しすぎる。 そして、何より悲しいのは、5月9日より有休で休まなければならなくなったこと。しかも、現在の国の規定では、職場側としては安心できないとのことで、10日間は自宅待機だ。4月に息子の引っ越しで有休を取ったばかりの私に

        • すべて忘れてしまうから

          年齢とともに、物忘れが多くなるとはきいていた。が、さすがに昨日の夕食を思い出せないと少し焦る。慌ただしい毎日の中で、我が家を巣立っていった子供たちを育てたことさえ、夢だったのではと錯覚しそうになることもある。 これを、夜中に考えると不安にもなるのだが、こういう天気の良い長閑な昼下がりに考えると、まぁ、それもそれとて、思い出したくないことも忘れてしまうのならば歳を重ねるのも悪くはないかな。と、思えたりもする。 そう、忘れてしまうんだよね。すべてかどうかはわからないけれど。 た

        気合い

          いまから猫のはなしをします

          3月末、息子が巣立った。その前日、ずっと息子のそばから離れない猫に 息子は何度も猫にスリスリしていた。その夜は、猫は息子の隣で一緒に布団に入って寝ていた。 思えば、我が家は猫たちが子育てをサポートしてくれた。 里親募集の広告をきっかけに、我が家にやってきた二匹。♀猫ちゃんは娘に♂猫くんは息子にとそれぞれに固い絆が育まれ、一緒に過ごした。猫たちは、私が感情的に子ども達を叱ってしまうと、すかさず子供達のそばに寄って仲裁してくれたし、こども達が友人関係で悩んでいた時も話を傾聴し

          いまから猫のはなしをします

          父ではありませんが

          4月から息子が社会人になる。引っ越し準備を手伝いながら、ウルウルと、、、している暇はない。マイペースな息子とペースが合わない。ここは全てを任せるべきなのだろうが、スポンサーとしてはそうもいかないものである。 あれこれ、動き回り忙しくしているのに夫と息子に、口煩いと言われたことに腹をたてながら、今日はビールを飲むことにした。ちなみに我が家は夫も子供たちもお酒に弱い体質で、付き合ってくれる人がいないため、私もいつのまにかお酒に弱くなっていた。私のお酒の相手は、猫さんたちがしてく

          父ではありませんが

          毎日のように手紙は来るけれどあなた以外の人からである

          娘が帰省した。二泊三日、平日なので私は仕事。あまりにも短い時間だった。 でも、今回はこれで良かったのだ。 娘は、体調をくずし仕事を休んでいる。少し環境を変えてみたらどうかと提案し、帰省してくれたけれど、忙しくでトンボ帰りしなければならないと。 こんなとき、母ができるのは、好きだった手料理をつくることくらい。あれこれきくのはやめようと思っていた。 我が家には、優秀なセラピー猫が二匹もいるし、一緒にゴロゴロしているだけで、 心が穏やかになったよう。いつでも帰っておいで。

          毎日のように手紙は来るけれどあなた以外の人からである