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勘違いだったのだ

話すことで自分の傷の手当てをと思い
息子と話す
(彼と話すのが今一番安全)
「別に腹割って話さなくたって世の中やっていけるからね」
「人間関係ってホントは『関係作る』話じゃなかったりするよ」
「懸命になれない人っているんだよ」
ある意味カルチャーショックだ
でも言われていることはわかるし
私だってそういう付き合いをしている人もいるし
そういう人が存在するのもわかる

息子も娘も
本気で私が「宗教」的なものにハマらないか心配している
(もうそれは若い時既に経験しているのでもうやらないと思うよと話しているのだが)

私は家族以外で
本音で付き合える相手が欲しかった
そういう仲間と場所が欲しかった
私がぐるぐるぐだぐだしている団体は
そういうことができるところだと
私が勘違いをしていたのだ
(数少ないが本音で付き合える人もいるのは確かなのだけれど)

「『なんで!?』っていうなら、相手と同じところに立ってみるか、その相手のことは考えず近付かないか、どっちかだよ」
…はいその通りです
私の『なんで!?』は
本当のところ
相手を理解したいのではなく
怒っているに近いので
考えずに遠ざかっていって忘れようと思います

始まりは単純に
私の勘違いと
私の異質具合だったのだ
それにずっと気付かないで居たかった
それだけのことだ


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