昨日は大切な手紙を3通出しました
どれも仕事関係の重要な件で、書いて出すのに若干勇気のいる手紙だった。
★そのうちの1通はいつもの請求書なので、これだけは重要だけど勇気はなくても大丈夫なヤツ♬
そしてもう1通は先月半ばで退去した女性宛のもの。退去後のハウスクリーニングや修繕箇所について、契約に基づき内容を詳らかにし写真と契約書のコピーも付けた文書にして「この箇所にこう言った修繕必要な所があり、契約書に基づき○○円をご請求申し上げます。敷金との相殺で残りの金額が**円ですのでご了承いただけましたら書類に署名捺印の上、返送用封筒でお送り下さい。書類到着後にご指定口座に精算金をお振込みいたします。」とした。
私はこれまでシェアハウスは何件か退去に関しての応対はした事はあったが、区分マンションについてはハウスクリーニング費用程度の請求しかした事がない。管理会社を挟まない直接契約ばかりなので、一つひとつの請求修繕箇所の処置というか対応がこんな感じで良いのかダメなのか、正直なところよく分からない。部屋の中にダメージがあった場合の対処の仕方などほぼ素人でどう対応すべきなのか分かっていないのよ💦 今回も何をどう動いて退去者に対してどのように話しすべきなのか?
退去後の部屋を点検し、カードキーを1つ無くしたと言うのでカギの新調と交換でカギ屋さんに来てもらい、一通りルームクリーニングをやってもらって。クリーニングは良いとしても、カーペットの微細な汚れとか傷とか、どこからどこまでをどの割合で請求すべきなのか。米粒よりもちっちゃい文字で書かれた契約書をスマホで撮影してから拡大して(笑)読んで確認しその金額をキチンと間違いなくいただけるものはいただく。言葉にするとたったそれだけだけど、何せそんなこと慣れてないしいくら預かっている敷金があるとは言え、「こんなに負担金額があるんですか?!」とかごちゃごちゃ言われたらすごくヤだなぁ、とか様々に考える💦
初心者大家あるあるなのかも知れません。特に何か相手方から異論を挟まれても、契約書にサインがなされてあり請求するきちんとした根拠があればこちらとしては恐れることはない、と自分に言い聞かせて返信用封筒もしっかり同封して投函しました。後は無事に書類が戻ってくるのを待つばかりです。
そして最後の1通。これは現在シェアハウスに入居されている方に対するお手紙です。シェアハウスは基本的に禁煙だけど、どうもその方は部屋で喫煙しているみたい。2階に住われているのだけど階段を登って廊下の掃除に入ると明らかにタバコ臭い。ひどい時は玄関を開けた途端にタバコのニオイがする。最初に気付いた時は、新しく短期で入居した若い外国人男性かと思っていたが違った。シェアハウスに一番長くお住まいの、私よりも少々年上の男性だ。その方は私がシェアハウスの運営に直接関わる前から入居されていて、その方の入居にはきちんとした契約書の取り交わしもなく、面談とデポジット1ヶ月分だけで入居してもらっている経緯がある。そんなこともあり、喫煙についてはこれまでやんわりと注意する程度にしていた。何度か注意する中では「最近私はハウス内では喫煙していません。吸っているのは201号室の**さんだと思います。」との返答が返って来たりした。しかしその201号室の**さんは先日退去したのだ。だからもうタバコ臭い件についてこれ以上見逃すことはできない。
満室状態で特に他の入居者さんからのクレームもなければ、私も多少は大目にみるつもりでいた。でもつい先日、空いたばかりの201号室に内見があり部屋やシェアハウス自体はとても気に入っていただいたものの「何だか、タバコのニオイしますよね?私、タバコはアレルギーなんですよ」と言われてしまった。201号から先日退去された方も喫煙者だったけれど、部屋の中はタバコのニオイはしない。しかし廊下に出るとタバコ臭いのだ。内見でタバコの匂いを指摘されたのは実はこれで3度目だ。
シェアハウスをとても気に入って下さったのに、こういうことで入居を断られたのでは今後の運営にも関わる。内見してくださったその女性とはその時に雑談する中で、大変誠実で共同生活でも和を乱さずに暮らしていただけそうな方で、なんならシェアハウスに入居するしないに関わらず友達として繋がっていたいような方だった。(実際FBで友達申請しました)そういったこともあり、「これは今回のことをきっかけに長く入居されている方でも厳しく、毅然とした態度で臨むべきなのではないか」と思い至り、そのことをA43枚の文書にまとめて昨日の午前中に投函した。それも速達で。ちょっとは私の本気度を感じ取って欲しい、という思いだ。
「喫煙はだめです。改善されないなら退去も視野に入れます」というこちらからの通知。入居者さんはどのように受け取るのか。私もその方に退去していただきたい訳ではない。ただ共同生活で同じ屋根の下に暮らす人に迷惑をかける行為は困る。自分もシェアハウスのオーナー管理者として、今回思い切って毅然とした態度で臨むことにした。以前はこういったことを一言言うだけでもかなりビビってたのよ〜。
時間をかけて様々な経験を積むことで、自分も思い切ってちょっと憚られるような内容も伝え方の工夫をしつつしっかり言えるようになった。今日投函した文書がどのように受け取られるのか。ちょっとドキドキだけど気持ちを強く持ってこれからもシェアハウスの運営に当たろうと思っている。