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畳や床に直に座ることを基本とする生活は

賃貸運営の部屋のここのところの主流は、フローリングである。元々は和室でも、リフォームで畳を取り去ってフローリングに替えている部屋が現在は圧倒的に多い。今は床に椅子やソファを置いて生活するのが普通になっている。椅子に腰かける生活は、ラクだし衛生的だという面がある。

現在、畳で寝起きして日々を生活している人は、だいぶ減っているのではないだろうか?実際、自分が所有している単身用の賃貸物件はフローリングが半数以上である。

フローリングでの生活は

◉掃除がしやすい
◉水をこぼしても大丈夫
◉腰かける生活は、次の行動に移りやすい
◉ベッドでの寝起きで布団の上げ下げをしなくて済む

ざっと考えてみただけでもこんな利点があるよ。特に高齢者には畳での生活よりもフローリングで腰掛ける生活が向いている、と言われる。

だって、冬のこたつ生活を想像してみて。こたつに入っちゃうともう出たくなくなっちゃうよね。運動不足に傾きがちな冬の生活。楽チンだけどこたつに入っての生活はますますの運動不足になっちゃいそう。こたつでぬくぬくは、冬の楽しみの一つだけどね。

今、能登半島地震で不自由な避難生活を送っている方々も、床に直接座っていて飲食も同じ場所で行うことは健康にマイナスに働く、と聞く。歩き回る位置と飲食物をとる位置が近いと、ホコリが食物を通じて体内に入る率が高くなるらしいのだ。飲食物だけでなく、呼吸だって同じだろう。感染症を防ぐにはホコリが立つ床面と、口や鼻の位置が遠い方が良いのはちょっと考えれば分かる。

だけど、だけどね。やっぱり自分は畳の部屋が好きなのだ。みけ子の自宅の居室の半分は畳敷の和室だ。(ここのマンションが出来た当時の古い間取りがそのままらしい)みけ子は今も毎日和室に布団を敷いて寝ている。布団の上げ下げの面倒はあるが、布団を片づけてしまえば部屋は広く使える。

畳にこたつのシェアハウスのリビング

そして、最初に挙げた「次の行動に移りやすい」という点。確かに高齢者が畳の和室でこたつ生活で毎日を過ごしているのでは、立ち上がって動くことが億劫になってしまう。それなら少しでも立ち上がりやすく、ちょっと疲れたら腰かけて休むのもやり易い方が良いだろう。それはもちろんその通りだと思うわ。

だけどさ、みけ子はここ最近あえて「床や畳に直接座る生活」を選んでやっている。1日中ずっとではない。食事を摂るのはテーブルに椅子でだし、起きて活動している生活の中で座ってできる作業のうちの1/3程度を「直に座る生活」にしているだけだ。というのも、椅子に腰掛ける生活を続けていて、どうも関節の動きに固さを感じるようになって来たからなのだ。

畳に座って足裏を合わせると、太ももが畳にくっつかない、股関節も動きが悪い。座った姿勢から立ち上がる時に、腰あたりがギクシャクしてスムーズな動きにつながらない。これはまずい。考えてみれば、ここに越してくる前の生活は、畳に座卓を置き、食事はそこにうつわを並べて摂っていたと思う。(毎日きちんと正座でご飯を食べていた訳ではないけど)座った姿勢から立ち上がり、次の動作に移るまでにギクシャクした感じがしたりは、その時は感じていなかったよ。

だけど最近、その次の動作に移る時にいちいち「よっこらしょ❗️」「あ〜腰がぁ」ってなってしまいがちなの。そんなではカッコ悪すぎだよね。これは自分が意識して負荷をかける、動かすことをしないとあと10年後は悲惨なことになってしまうってことよ。年齢的には「仕方がないこと」なのかもしれないけれど。

床や畳に直に座っていると、ちょっとした時に足を伸ばしてストレッチしたり、足をたんすの引き手に引っ掛けて腹筋運動をしたり(笑)ってことが腰掛ける生活よりは出来ることが多いのだ。

自分は毎日の生活でスポーツをやっている訳ではない。だけど労働系で体を動かす仕事が日常だし、出かけるのは圧倒的に歩きや自転車だ。結構身体は動かしている方だとは思うよ。だけど実際はこの有様なの。自然に任せるだけでは衰える一方なのよね。

日頃の生活で鍛えられる所は鍛える。ラクは良いけどちょっとは負荷をかけないと後は下り坂⤵️そう思って意識的に過ごさないとね。




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