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【vol.1/no.4】パワハラの立証にはこういう材料が必要です

このシリーズも4話目。
私のつたない文章に「スキ」してくださる方、
本当にありがとうございます!

あの一件から半月

ふくさんの支配から逃れて2週間ほど。
今のところは平和に暮らせております。
ふくさんにも先日お会いしましたが、
気を遣って丁寧に接してくれていました(お互い)。
やや気まずさはありますが、仕事で接することは避けられません。
そこはお互い大人ですから。
よそよそしくも、丁寧に対応します。

ふくさんは穏やかな時は本当に気の良い方なのです(今更ですが)。
仕事以外で接する分には問題ないんだよなぁと思う今日この頃。
仕事になると余裕がなくなって見境なくなるのかもしれません。
.なるほど....私も気をつけなければ。

社労士事務所への訪問

さて、今回は社労士さんに相談に行ったときのことを記載したいと思います。

現状、私個人としては部署異動で難を逃れた形ですから、いまさら社労士の方に何を相談するのかという話ですが、これは今すぐ福さんを訴えたいとかそういうことではなく、「今後起こる可能性のあるトラブルに備える」ということが目的です。

福さんはいつ何でスイッチが入って攻撃してくるかが分かりません。
恐らく本人も分かっていません。
自己防衛本能の発動による攻撃なのかも、と思うようになりました。

そうなった場合に、こちらが盾や武器を用意しておくことができれば、対処のしようがあります。

つまり、福さんが「私は悪くない!被害者だ」と主張したときに、福さんのこれまでの問題行動・発言の証拠を残しておくということです。

私が社労士さんに相談したのは、主に以下の内容です。

①ミニマムマネジメント(細かいことまで報連相させる、口を出す)
②担当者同士でのやりとりを(事実上)禁止
③外に出て経験を積む機会を与えられない
④雑用事ばかりさせられる
⑤福さんの嫌いな社員と私達が直接やりとりすることを事実上禁止
⑥会社ルールではなく自分ルールを強いる
⑦指示があいまいで一貫性がない

この中で、程度によってはパワハラと認定され得るのは、①②③⑤とのことでした。

①ミニマムマネジメント(細かいことまで報連相させる、口を出す)
これは程度によりますが、明らかに社会通念上の適切な範囲を超えている場合はパワハラと言えるそう。
ただ、その証拠を事細かに残しておき、それを第三者が見た時に「明らかに適性範囲ではない」と判断できるものでなくてはなりません。
文章・録音・メール履歴。どんな形であれ、その事例を積み上げていく必要があります。
数と内容、ともに必要です。

②担当者同士でのやりとりを(事実上)禁止
⑤福さんの嫌いな社員と私達が直接やりとりすることを事実上禁止
これらは、【他者とのコミュニケーションを遮ることで部下の権利を侵害している】と捉えることができるとのこと。
【人と自由にやりとりをすることも人権の一つ】と解釈し、その権利を奪う行為=パワハラと判断できると。
よって、そういう指示をしていた証拠(メール履歴、録音など)を揃える必要があります。

③外に出て経験を積む機会を与えられない
これも同様に、部下の権利を侵害しているととれる。

世間のイメージする「分かりやすいパワハラ」とはなんかちがう

福さんは、一般的に分かりやすいパワハラ例(恫喝、暴力など)のような行動ではないので、立証は簡単ではなく、証拠を積み重ねる必要があります。

思うのですが、暴力・恫喝って、さすがにそんなレベルだったらパワハラよりも傷害罪や脅迫罪じゃないですかね。
分かりやすいパワハラ例で挙げられることが多いのですが、もはやパワハラという次元なのでしょうか。疑問です。

過剰反応も良くないですが、もう少し悩んでいる側に寄り添って考えてもよいと思います。
そんな極端な例を示しては、自分が受けている理不尽な事柄は我慢しなくてはいけないことだと諦めてしまい、加害者側もその行為がエスカレートします。

とはいえ、今回の私のようなケースは、パワハラというよりモラハラとも取れますし、そもそもハラスメントというよりは単なる福さんのマネジメント能力不足という結論にも落ち着きます。

つまり、そんな人を管理職として配置した上の責任といえます。

ガバナンスの効いていない組織

2回目の記事に記載しましたが、福さんは会長のお気に入りのため、これまでやりたい放題でした。
ちなみに福さん以外にも、あと2人お気に入りがいます。
その人たち共通点は、
イエスマンであり、会長へのゴマすりがハイレベル
ということです。

そう、やはりこれが元凶なんです。
昭和の古いやり方をいまだに続けるお爺さん。
そのやり方は「部下への叱責・怒鳴り散らす・罵倒する」。
文句なしの典型的なパワハラなんです。
立証は簡単ですが、組織のトップであり権力者であるため、そう簡単に退いてもらえないのです。
私の上の方々はひれ伏せてしまっています。
戦う牙はみな抜かれているみたいです。

これは完全なる愚痴ですが

政治にも会社にも言える事ですが、いい加減退いてくれないですかね。
こういうおじいさん達。
古いやり方しかできないのなら、早く次の世代に席をお譲りください。

あなた達の暇つぶしに付き合っていられるほど、我々は暇ではありません。
パソコンが使えずメールができず、自己満足の長電話で社員の大切な時間を奪わないでくださいよ。

あなたの手書きのメモをわざわざWordに文字起こしする仕事って、必要ですかね?

話が逸れました。
とりあえず、いま私ができることは、
「今後起こる可能性のあるトラブルに備えて、録音や記録を残す事」
これにつきます。

あと、老害蔓延る会社に未来はないので、自分自身のスキルアップに力を注ぎ、いつでも辞められるように準備しておきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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