【随筆】 孫の運動会
孫の運動会応援に出かけた。
保育園年長組の孫は出番も多く、組体操では土まみれだ。
障害物競走では
「ボク1番になれないもん」と話していたのに堂々のトップだ。
孫の名前を連呼し、手がはれるほどたたく。
鼓笛隊では大太鼓を胸に行進してきた。
真っ赤なベレー帽とベスト、白のズボン姿も格好いい。
手に豆が出来るほど練習したんだよね。
孫の姿だけを目で追ってみていると、感動して涙があふれてくる。
クラス対抗リレーでも1番になり、
園長先生に金メダルをかけてもらいゴキゲンだ。
ババが汗と涙でガビガビの顔になった1日だった。
この随筆はがん闘病中の祖母が趣味で始めたもの。
決められた文字数で、祖母が見たこと感じたことを綴り
できあがった随筆を新聞社へ投稿しては
掲載作品に選ばれるのを楽しみにしている。
祖母の随筆は思わずクスッと笑ってしまうような微笑ましいものから
ふと考えさせられるものまでさまざまだ。
そんな祖母の随筆を好きなときに読めるよう残しておきたい
そう思ってnoteに少しずつ投稿している。
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