しつもん17 おじいちゃん、おばあちゃんの名前をちゃんといえますか?

 私たちの命は、私の父母、祖父母、曾祖父母、、、と面々の方々から受け継がれている命です。自分自身の家系図を作ってみましょう、と言うのが本日のお題です。

 ですが残念ながら私は母方の祖母の名前しか知りません。母方の祖父は母が幼い頃すでに亡くなっており、父方の祖父が父が高校の時、祖母は私が小さい時に亡くなっておりました。なので家系図を書いてみてください、と言われても書けないのが実情です。

 父、母ともあまり親戚付き合いがマメな方ではなかったので、親戚の方々ともあまり付き合いがありません。

 不安感の源流をたどる時、先祖がどのような人達であったか、幼少期どのような体験をしてきたかをキーワードにして不安を無くす療法がありますが、私はあまりそれに賛成出来ない立場にいます。


 最近の私はアドラー心理学に傾倒していまして、アドラー心理学では過去の事はどうでも良いのです。大事なのは「今」と「未来」です。

「人間は、環境や過去の出来事の犠牲者ではなく自ら運命を創造する力がある」(自己決定性)

「過去の原因ではなく、未来の目標を見据えている人間の行動には、その人特有の意思を伴う目的がある」(目的論)

 他にもアドラー心理学の柱はありますが、この自己決定性と目的論は過去に捕われないと言う意味でとても好きな考え方です。

 それまでのユングやフロイトの心理学は物事の原因を突き詰めようとしていた面がありますが、アドラーは違います。前しか向いていません。それがアドラー心理学が別名「勇気づけの心理学」と呼ばれるゆえんでしょう。

 自分の人生はなにものにも分割されることなく、目標にむかって自分の意志でよりよい方向に変えていく事ができる。困難を克服する活力を与える事が出来ると説いています。

 私は私を産んでくれた父母、先祖には感謝しておりますが、過去の生き方に捕われていてはいけないと考えています。でないと私はいつまでもうつの呪縛に捕われ続けたままのような気がしてしまって。

 かなり本題からそれてしまいましたが、私は、過去の私を振り返る事なく、自分の目的に向かって、自分の人生をより良いものに変えていけるよう行動していきたいと思っています。


 アドラー心理学については、ある程度本を読み終わったら、いちど自分の考えを整理するためにもnoteを書いておきたいですね。

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