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【3/13】名古屋まつり郷土英傑行列コースを毎日歩く 『処女受胎』(黒岩重吾)

3月13日のウォーキングコース  
名古屋駅ミッドランドスクウェア前(17:10)~笹島交差点~納屋橋~伏見~栄交差点~大津通南下~若宮大通(17:49) 

 今日はまた名古屋駅付近で業務終了したので、名古屋駅前からスタートしました。少しづつ春が近くなってるようです。コートはまだ必要ですが、手袋はもういらなくなりそうです。
・腹筋(ノーマル20回、レッグレイズ20回)
・腕立て(ノーマル20回、膝つき20回)
・スクワット(フルスクワット20回、ハーフスクワット20回)

 この前まで長編の「白昼の死角」を読んでたんですが、そのあと『処女受胎』(黒岩重吾)を読了しました。いきなりすごいタイトルですが、表題作を含めた短編7作が収録されています。

「日本から来た客」
 ハワイに住み着いた男が主人公です。昭和45年の作品なのでハワイ旅行が一般化しつつある時期です。ロイヤルハワイアンとか今でも有名なホテルがいくつも出てくるので、ハワイフリーク(?)の僕には嬉しい作品です(笑)。

「根のある幻花」
今でいう『イヤミス』の話になるのでしょうか。まだ「肉体関係(!)は結婚を前提で」「非処女はふしだら」という現在とは違った価値観が前提になってます。自分勝手な男に対する復讐劇という感じです。

「処女受胎」
医大生が人工授精のドナーになる、という今でもありそうな題材です。映画化もされてるようなので、機会があったら観てみたくなりました。

「春の池」
病床の夫と看護する妻を描いた作品です。前に読んだ松本清張の『けものみち』を彷彿させる展開で、結局分かり合えなかった夫婦を描いてます(こちらは幸い?殺人事件は起きませんでしたが(笑))。

「星と蛇の像」
昔作者が歩んできた道をモチーフにした物語です。結局、ミステリーになるところが作者らしい(笑)


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