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気持ちが沈んでどうしようもなく思たかったぼくを救ってくれたある本の話。

こんにちは。
今回はぼくの大切な
本のはなしです。

よく落ち込んだり、
気分転換がしたいときには
本屋に行きます。


そのときは
自宅近くの本屋に
初めて行きました。

あまり期待せずに
ぐるっと店内をまわると
ありました、ありました。

それが初めての
「松浦弥太郎」さんとの
出会いでもありました。

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あるタイトルが目に飛び込んできました。
「軽くなる生き方」

おっと思った本は
まず「まえがき」にいきます。
そのあとに目次をじっくりみて。

そして「まえがき」で一目惚れしました。
こんなに正直な文章を書く人がいるんだと。
そして40歳を過ぎても
そんな心を持った人がいることに
ぼくは心底驚きました。

高校を中退したあとアメリカに渡り
ご縁のままに古書店を開くまでになった
弥太郎さんのその言葉は
心に火を灯してくれるものでした。

いちばん格好悪い部分を、真っ先にさらけ出す
ーー
思えば、子どもの頃から、
「いばる大人」だけにはなりたくなかった。
引用)松浦弥太郎『軽くなる生き方』、サンマーク文庫、2014、40貢。

たぶんその頃
ぼくは格好もつかないのに
うんと背伸びをして
足がつっていたような時期でした。

そんなときに出会った
弥太郎さんの言葉は
あたたかかった。

不器用で、頭でっかちで
どうしていいかわからなかった
そのころのぼくは
心がささくれていました。

余計にシミました。
たぶん泣いてたかもしれません。
それくらいじわっと。
静かに。じわり。
シミます。

なんのあてもなく、
日本から脱出したアメリカ生活は、
旅ではなく逃避だった。
引用)松浦弥太郎『軽くなる生き方』、サンマーク文庫、2014、126貢。

弥太郎さんはそういうことを
なんのためらいもなく、書く。
そんな彼が眩しかった。
羨ましかったです。

そんな彼も嘘をついたことがあったようで
その苦味を知り、苦しみ、
その経験から「正直・親切」をじぶんの基本に
することにしたらしいです。

ぼくは彼のような大人になりたい。
そう思い続けてここまで来れた気がします。
これからもずっとファンです。

「選ばれる人」になる三粒のサプリ
ーーー
一粒目は、観察すること。

二粒目は、察する力をもつこと。

三粒目は、コミュニケーションする力を持つこと。

引用)松浦弥太郎『軽くなる生き方』、サンマーク文庫、2014、66貢。

お家にこもりすぎて
ちょっと気持ちつかれたなという方、
最近ちょっと
重たいかなと思っている方、
そんな人におすすめしたい
とっておきの一冊です。

この一冊で
ひとりでも多くの方が
軽くなるようにお祈りしてます。

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