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もう一回、信じてみること

AM 5:36 外は雨降り。心の内は晴れ。

僕の好きな写真家のSaul Leiterは、

「見るものすべてが写真になる」

と言っていた。
それをふと思い出して、雨粒を写し取ってみる。
見る者がどんな眼を持っているかによって、
世界がどう見えるか、
いや世界自体が変わってしまうのかもしれないと気がついたのは、本当に最近のことだ。

最近、前よりも深く、静かに、出来事から学ぶことができるようになってきたと思う。
思い過ごしかもしれない。
自己批判が足りないだけかもしれない。
でも、少しずつ自分が好きになってきている。
許せるというか、信じれるというか。


自分を深く知ることになった出来事が
最近立て続けに身の回りで起こってる。

ここのところ、自分が不安になったり、真剣に悩んでいて、その苦しさややるせなさを分かっていたくせに、旧友が悩んでいることの深さに気づかずにいたこと。

SNSで、知ったスペイン人の友達に、「まぁ会ったことないし」と不誠実な対応を取る自分を正当化していたこと。

そういうネガティブな出来事を通して、
自分に目を向けること。
苦手だったけど、できるようになってきた。

また一方で、
会いそうもないところで、
同い年の気の合う人と出逢ったり。
久しぶりに連絡した友人が、
今の自分がまさに必要としていた
言葉を教えてくれたり。

そういう嬉しいことが
引き寄せられるように起こったり。

If it's rainy, you won't see me.
If it's sunny, you will think of me.

「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」
という映画を観て、ハッとした。
日々にはいろんなことが、投影されている。
自分が見ている通りの世界が目の前にあるという
訳じゃなく、自分がどう思うかで現実が変わってしまうということもあること。

だったら、やっぱり
しあわせでいることが一番自分が素で生きることにつながるんじゃないだろうか。

しあわせで生きることに必要なものは、
ほんとうはそう多くはない。
足りない、不安だ、僕にはできないという
自分を責める感情は全然必要ないんだ。
それよりも、思いきって自分を信じてみること。
怖くとも、不安で震えそうであっても、
自分を信じて、世界に踏み出してみること。

明日が必ず来るとは限らないのだから。
あるのは今、この瞬間しかないのだから、

思いきって羽ばたいてみたい。
もう一回、自分を信じてみるんだ。

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