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【番外編Vol.3 山本摩也】インカレ優勝2日後にスペインへ
何も知らない地で
自分の事を誰も知らない環境で
サッカーをする為に、
大学最後のインカレ決勝の翌々日にトライアウトを受けに
スペインへ向かった。
トライアウトは計4クラブを周る予定だったが、
1日目後にオファーを貰ってバレンシアに入団する事になった。
ここまでは想像以上に順調に進んだが、
入団後からは茨の道が待っていた。
言葉が全く分からずゼロからのスタートだったため、
ピッチ内の簡単な指示はすぐ覚えたものの
監督の指示やチームメイトの言ってる事も
全然分からなかった。
また、スペインは戦術が事細かい。
スペイン=自由なパスサッカーでは全く無いし、
規律がある。
プレッシャーやコンタクトプレーも凄く激しい。
観客が作り出す試合の雰囲気の中でも動じないメンタルがいる。
小さなストレスが
少しずつ積み重なって
押し潰されそうな時もあった。
ただ、その経験でピッチ内外の行動が変わっていく。
というか変えていった。
スペインに来て5年目、
日本とスペインのサッカーの違いについてよく聞かれる。
この質問に関しては話すと長くなるからまた別の機会で話していこうと思う。
また、海外に行った方が良いのかどうか、
待遇や環境を事細かく聞かれる。
自分の経験はいくらでも伝えられる。
ただ、
来たいと思うなら、
挑戦したいと思うなら来て自分で経験してみなよ、と思う。
冷たい言い方かもしれないが最終的にその答えしかない。
カテゴリー問わず、どの選手にも挑戦する権利はある。
行動するかしないかだけの差であって、
自分が思うままに進んでいけばいいと思う。
周りは気にせず、自分の心に素直に!
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