父親は認知症⑦

あけびーです。

両親を施設に入れるに当たり、色々と社会システムについて思う事があった。

介護を受けるには、自費が必要。

自宅からデイサービスに行っていた時も、１割負担（３割もいるらしい？）の使用料金とコーヒー１杯100円とか持参したオムツが足りなくなったらプラス〇円とか。

現在入居している施設でも併設しているデイサービスも同様で、1ヶ月の基本料+加算料+洗濯１回〇円など。おまけに病院費用。

今もよくわかってない私には、１ヶ月どれだけかかるのか支払いが気にかかるところ。

なんせ、両親の年金では足りない。

それを承知で入居させたけど、ちょっと怖い。。（１ヶ月どれだけオムツやトイレットペーパー使うのかな？とか）

今調べたら、健康保険料は７５歳から「後期高齢者医療制度」に切り替わり死ぬまで払い続けるらしい。そして介護保険料も40歳から死ぬまで。

私が知らないというか死ぬまで払うって思いもしなかったんだけど、死ぬまで払い続けて病院に行けば自費も必要、介護も受ければ自費がいるってどうなの？と思ってしまった。

両親は一般の方と同様に社会保険を払い続け、お国に言われるまま税金もしっかり払ってきている普通の人。

この社会システムに疑問を思うのは私だけなのかな？

その社会保険料を貯めていれば、どのぐらいの金額になっていたんだろう。

死ぬまで保険料を払い、介護度が高ければ支払額も高くなる自費、おまけに認知加算料も必要。

そして、実家を売りたいと思っても父親が認知症で判断能力がない為、簡単に売却も無理。

通常は後見人制度を申請するらしいけど、私は手続きの詳細をみてやめた。

申請に3ヶ月～6ヶ月かかり（現在コロナで滞っているらしい）、もし後見人になれたとしても（なれない場合もある）色々な制限も記載されていて私は申請する気が失せた。（気になる人は調べてみて下さいね）

こうゆう制度や法律って、悪い事をする人がいなくなれば必要なくて、まっとうな人が面倒な手続きしないといけなくなる感じがするんだけど…

仮に家を売却出来たとしても、借金して買った家を売っただけなのに税金も取られる。（これも変じゃない。買った時にお金くれたっけ？）

前にも書きましたが、銀行の手続きも老人には優しくない。

私は、この社会システムの中で年をとりたくない。

だけど、現実的に両親の事はこの社会システムの中にある。

でも、この社会システムは変。（あくまでも私個人の意見です。）

何もわかってないと思われる方もいらっしゃるでしょうが、私の心の中でフツフツと沸いた素直な思いを書き記してみました。（これは社会システムの事で、そこで働いている人の事ではないですから）

続く…