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地球の生き残り方

南海トラフ「巨大地震注意」を気象庁が初めて発表しましたね。大規模地震の発生確率が上がりました。それと同時に失われた30年で「安い国」になった日本は、貧富の格差も広がって「生きづらい国」になってしまいました。

そこで、処方箋です。


お金のいらない世界、そんなのできるの?

私のマガジンに「お金のいらない社会」というのがあります。
音声ボイスもあります。⇒こちら

お金のいらない国、という本もあります。
長島龍人さんの本ですが、第1巻はこちらで無料で読めます。
前澤友作さんに感謝)

そんな具合で、私はお金のいらない社会を標榜して、『タダの箱庭』プロジェクトで「お金の消えた世界」を目指して庭師として活動してますし、自分自身もメンタリングを無償で提供し、他にも「推し活」と言う名の「恩送り」のお布施(お金)で多方面の応援をさせて頂いています。

そんな私ですから、見返りを求めないGive&Giveが私の大好物で、このnoteでも頂いたお金は全部、note内のクリエイターさんに投げ銭して配っています。

「お金のいらない社会」の実現に向けて、とても興味深い動画を観る機会がありました。そこにはどうすれば実現できるかのヒントが語られていて、これなら出来る!と感じました。

この投稿では実現の方法をひとつの処方箋として記していこうと思います。


大富豪アニキがホントのことを語った

バリ島の大富豪アニキ、私はよく知りませんが、書店でよく売れていることは知っています。これですね、ベストセラーになっています。

関西弁のウルトラ大富豪で1966年生まれ。多くのインドネシア人にお金を貸しているうちに、気がつくと「自分がほぼ無一文」に。そこから、奇跡の大逆転をし、「不動産デベロッパー」として大成功。

Amazonより

と紹介にあります。

アニキによる、日本を出たから言える、お金から自由になったから言える、「本当のこと」を動画で詳らかに語っているので、聴き入ってしまいました。彼はつまり「お金のいらない人」になることで何事にも揺るがない人生を得られることを語っています。

全編は50分と長いので11分過ぎの核心部から再生してみます。
一見するとアヤシイ、おどろおどろした画像ですが、中身は違います。
どうぞ安心してご覧ください。(決して回し者ではありません)


「お金のいらない人」になる

このアニキが語るのを聴いて気付いたのは、「お金の要らない世界」や、「お金に縛られない生活」を目指すなら、最短距離は 「お金の要らない人になる」 ことだなと気付きました。

よく考えてみましょう。

私たちは生まれてこの方「お金が無いと生活できないシステム」の中に組み込まれています。

それに対してアニキが語るのは、そのシステムの「外」の世界のお話で、それはかつて昭和の時代にはあった「お隣さんと醤油やお米の貸し借り」の文化です。

世界はお金でコントロールされている。


これを否定する人はこれから先は読む必要はありません。政治も戦争も平和も、すべてお金で動かされています。お金にはパワーがあります。

逆に見れば、とてつもないお金を持っている人は「何でもできる」ということであり、彼らが「何でもできる」ように、お金で何でも動くように色々と仕組みを作ってその中に人類を組み込んでいる、という見方が出来ます。

それはそうです。

「バス1台分の人たちが世界の富の9割を持っている」のが今の地球ですから、そのバス1台分の人たちのお金は常に狙われています。そしてそのバス1台分の人たちにとって、自分たちを護ろうと思えばその巨額のお金と言うパワーを使うのが手っ取り早いのは想像に難くありません。攻撃は最大の防御ですから。

「サピエンス全史」のユヴァル・ノア・ハラリ氏が面白いことを書いています。穀物を栽培することによって人類は発展し人口を増やしてきた。逆に穀物側から見れば「人間を使って穀物は生き延びてきた」と見ることができます。

世界をお金でコントロールしている人たちは、とても良くできた「何でもお金で動かせる」システム、つまり「お金が無いと生活できないシステム」で自分以外の人間を思うがままにします。

アニキの言うのは、そのシステムから出て彼らの仕組に縛られないようにすれば「本当の自由」が得られるよ、ということです。

そのための戦略が「お金の要らない人になる」ことです。

「お金の要らない人」にどうすればなれる?

世界を見回すと、痛いほどの貧富の差が見えます。資本主義は富が一か所に集まる性質のもので、本来は集まった富を共有化し、コモン財産として広く使っていくのが理想です。

残念ながらマルクス・エンゲルスの資本論にも書いてある「富の分配」は資本家によって拒否され、資本家は自分たちの都合の良いとこだけを資本主義で得て、富を蓄え、それを肥大化させ、それがいまや大きな貧富の差を生み、社会問題になっていますが、人類はその問題に手を付けることが出来ません。

当たり前です。この地球の社会システムは彼ら資本家によって動かされているのですから、彼らが嫌がることは実行されません。

これは資本家をディスっているのではありません。そういうシステムを無意識のうちに人類は選択した、ということです。オランダの黄金の16~17世紀から続く人類の歴史です。

そんなガンジガラメな状況からスルリと逃げ出し、悠々自適に生活し、なおかつ彼らからは攻撃されない、という理想の生き方をしているのがバリ島の大富豪アニキです。

彼が言うのは実に単純明快、分かり易く、すぐ実行に移せます。

  • 自分で食べるものは、自分でつくる

  • 水源を持つ

  • 住む場所を持つ

  • エネルギーはオフグリッドで

  • 互いに融通し合える仲間を持つ

実に分かりやすい。人間が生きていくのに必要なのは、水、食料、家、仲間、です。たったこれだけあれば、生きていけます。津波が来ようが大災害になろうが、食う、住む、が出来て、助け合う仲間がいれば生きていけます。

これって、かつての日本がやっていたことなんですね。昭和生まれの私には隣近所でお米や醤油が無くなったら「ちょっとちょうだい」と融通し合うことが当たり前でした。

これが社会の「余裕」です。

ところが彼らのシステムはそういった関係性をどんどん分断して核家族化し、果ては個家族に分解して独り者をどんどん増やしました。

そういう社会では、融通し合うより「決めたことを守り守らせる」ことに汲々とします。そして人と人とのスキマや時間のスキマをどんどん奪い、世知辛さを加速させていきます。「決めたこと」、それは彼らのシステムであり、彼らの術中にはまっていることを忘れています。

「なんでこんなに忙しいのに、なんで手元に残るお金がこれだけなんだ」

そう思っている人、多くありませんか?
全ての人に平等に与えられている24時間を「彼ら」に捧げていませんか?

お金に縛られると身動きが取れなくなります。既に沢山持っているのなら自由に生きられますが、貧困の社会が広がっている中では、お金を持っていない人の方がマジョリティです。

お金貯金より「人間貯金」で生き残る

では実際にどうやれば良いのか。
そのことをアニキは動画の中で教えてくれています。

まず住む家

人口が急減している日本では空き家が急増しています。ついでに水源が確保されている地域に住みましょう。これで、家と水は確保できました。

エネルギーはオフグリッドですから、電機はソーラー発電でも、小川発電でも、風力発電でも、自前でなんでもやって確保しましょう。電気をあまり使わない生活にシフトするのも良案です。

お風呂や給湯は、昔ながらの屋根に付ける温水器でOK(自作も出来ます)。ガスはカセットコンロで十分です。キャンプのような日常は、子供たちに大ウケでしょう。

これらの実例はYouTubeに先駆者がわんさかいらっしゃいますから参考にさせていただきましょう。

次に食べ物の確保。

田舎に行けば食べるものはあります。食料自給率の高い地域を狙いましょう。海外からの輸入に頼らなくても生きていけますし、いざ災害となれば、手持ちの食糧はお金よりも価値を持ちます。(戦争がそれを証明していますね)

田舎に住んだら、まずやることは、お手伝い

とにかく手伝いしまくる。顔を覚えてもらい、自分と言う人を理解してもらい、コミュニティの一員として認めてもらうまで「奉仕」する。

つまり、最初はGiveしまくるというのが戦略です。

仲間に入れてもらえば、もう安心。様々なモノやコトを融通し合って生きて生きましょう。今までとは真逆の生活スタイルなので慣れが必要ですが、人間は慣れの動物です。かつての日本人はそんな融通し合う社会がマジョリティだったのです。

ただし、その生活は都会に暮らしていたものとは真逆です。プライバシーは希薄だし、他人がどんどん近付いてくるし、自分と他人の垣根が低くなっていくし、面倒な近所づきあいはある、地域のイベントには参加しなきゃ、・・・。

その反面、人間との距離が近くて、お互いに理解し合い、助け合って生きているので、安心感が違います。これを私は「人間貯金」と呼んでいます。

お金を貯めるより、人間貯金する。現代人のイチバン不得手なことかもしれません。しかしそれが、生存戦略の要なのです。

それって、私が子どもの頃の昭和の時代、そのものですよ。

つまり、昔の日本に戻るとシアワセになりますよ~、ということをアニキも言っています。

「田舎暮らしじゃ稼げない」は思考停止

「じゃあ、生活費はどうするの?」とか、「田舎暮らしじゃ稼げない」とか言う思考停止の人がどんどん不満をぶちまけてルサンチマン化するのが見えているので、実践例を記しましょう。

『タダの箱庭』の〈58〉俵山ビレッジ代表:吉竹大輔さんのページを読んでください。俵山ビレッジで実践できていることを私はこの春に訪れ、泊って、彼らと語り合って、実践できていることを確認してきました。

『タダの箱庭』の144ページに載ってますから、ぜひ本を手に入れてお読みください。また『タダの箱庭』って何?と思ったら、下記の著者のおススメにリンクを貼っておきましたのでアクセスしてみてください。

以上、「地球の生き残り方」を展開してきました。
この論に賛否両論あるでしょう。
考えるヒントになると嬉しいです。

南海トラフ大地震の警報が初めて出ました。
生き残るのに必要なことは書きました。
あとは各自が、やるかやらないか

その選択だけです。

ではでは
三川屋幾朗@mikawaya1960
 幸せメンター https://menta.work/plan/954

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