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「子育てを楽しむには」

【春代さんからの珠玉の言葉集】その12

子育てを 楽しむには 肩の力をぬいて 立派な親を やめるといい
なんなら 親もやめて ちょっと先に生まれた 先輩ぐらいに 思えばいい
父母のどちらかが ずっこけていて 夢を追いかけているほうがいい
そして 2人して どんどん子どもになるといい
子が「うちの親、大丈夫かな」と 心配するぐらいがいい

子との関係を 良くしたいのなら ひと目を 気にしないほうがいい
見栄えが気になって つい口を出したくなったら 舌をかむといい
その代わり「失敗して成長する」と信じて 祈って見守る力が欲しい

自立心と責任感を 持って欲しいのなら 心を大切にして あげるといい
傷ついて 抱きついてきたなら 何をおいても 抱きしめて あげるといい
感動して 喜んできたら 一緒にはずんで ふくらませてあげるといい
心配で 不安になっていたら「大丈夫よ」って 安心させてあげるといい
イライラと 突っかかってきたら 無視するといい 居なくなるといい
困って相談してきたなら 喜んで解決の仕方を 手伝ってあげるといい
困らされたら 気持ちと状況を キチンと伝えて 気付かせてあげるといい

こうした 毎日の小さな努力によって 『愛』が伝わるのだから
人は 愛されることで 自分が好きになり 自信を持てるのだから
愛してくれた人に 心配をかけまいと 耳を傾けてくれるのだから

それにしても 時には耐え難い問題を 引き起こす子供を 受け入れるには
親からの恵みを こうして 子に返せることに 感謝できるといい
そして 子が寝静まった夜 子を支え 子に支えられる しあわせを
夫婦して しみじみと 感じられるようであって欲しい

(萩原春代)

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