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灯りと珈琲と骨董屋そして理髪店。

本日も抜けるような青空。
小さな木の作品を撮影しました。

3㌢×3㌢×3㌢の木にアクリル絵の具で描いています。
作品は架空のお店です。


ライト専門店

間接照明だけの薄暗い部屋が好きで
白熱電球のテーブルランプを愛用しています。
新しいテーブルランプが欲しくて、折りに触れて探しますが
LED電球対応のものが多く
なかなかコレだ!というランプに巡り会えません。
LEDは、光がピーンと目に刺すようで好きではないのです。
愛好家も多い白熱電球。
あの柔らかく温かい光が就寝までのひとときに心地良いです。


珈琲店

わが家の近所にも
ペーパードリップやネルドリップで一杯一杯じっくり淹れてくれる
珈琲ショップが何軒かあります。
だいたい男の人一人でお店をされています。
そして、共通してお店が小さい。
先客があればいいですが
誰もいないと入りにくく
それならば、テイクアウトで……というと
一杯一杯じっくりとペーパードリップで淹れてくれるため
結局、小さな店内で寡黙に珈琲を淹れるオーナーと二人っきりになって
やっぱりモジモジしてしまいます。


骨董屋

大阪に「老松町(おいまつちょう)」という
古美術や骨董のお店がたくさん集まった街があります。
しーんと静まった店構えと
小さなウィンドウにひっそりと鎮座している茶の器。
意を決してお店の引き戸を引いてみたら
奥から恰幅のいい着流しの店主が出てきそうです。
もしくは
カーディガンとスラックスのお父さん風(妄想)。


理髪店

こどもの頃は
父が散髪に行くのに連れられて、私も理髪店で髪を切ってもらってました。
こどもなので、理髪椅子に座るとき
あの、アメリカ人が肩をすくめたような赤い補助椅子を
ヒョイっとセットされるのが
こども扱いされてるようで(って、こどもだから)いやな気分になりました。
散髪屋の店主は、黒縁の眼鏡をかけた(俳優の)岡本信人みたいな人。
そのマジメーなおじさんは
いつも私を綺麗な刈り上げのおかっぱにしていました。
5歳上の姉はよく
あの頃の私の刈り上げた襟足がすごく可愛かったーと言います。



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