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灯りと珈琲と骨董屋そして理髪店。
本日も抜けるような青空。
小さな木の作品を撮影しました。
3㌢×3㌢×3㌢の木にアクリル絵の具で描いています。
作品は架空のお店です。
![](https://assets.st-note.com/img/1716267300080-O2ZwfcgD2L.jpg?width=800)
間接照明だけの薄暗い部屋が好きで
白熱電球のテーブルランプを愛用しています。
新しいテーブルランプが欲しくて、折りに触れて探しますが
LED電球対応のものが多く
なかなかコレだ!というランプに巡り会えません。
LEDは、光がピーンと目に刺すようで好きではないのです。
愛好家も多い白熱電球。
あの柔らかく温かい光が就寝までのひとときに心地良いです。
![](https://assets.st-note.com/img/1716266926071-ZD6JY4DGCV.jpg?width=800)
わが家の近所にも
ペーパードリップやネルドリップで一杯一杯じっくり淹れてくれる
珈琲ショップが何軒かあります。
だいたい男の人一人でお店をされています。
そして、共通してお店が小さい。
先客があればいいですが
誰もいないと入りにくく
それならば、テイクアウトで……というと
一杯一杯じっくりとペーパードリップで淹れてくれるため
結局、小さな店内で寡黙に珈琲を淹れるオーナーと二人っきりになって
やっぱりモジモジしてしまいます。
![](https://assets.st-note.com/img/1716267317971-1HPiyL9ZFe.jpg?width=800)
大阪に「老松町(おいまつちょう)」という
古美術や骨董のお店がたくさん集まった街があります。
しーんと静まった店構えと
小さなウィンドウにひっそりと鎮座している茶の器。
意を決してお店の引き戸を引いてみたら
奥から恰幅のいい着流しの店主が出てきそうです。
もしくは
カーディガンとスラックスのお父さん風(妄想)。
![](https://assets.st-note.com/img/1716284781807-Qc4wepL5F4.jpg?width=800)
こどもの頃は
父が散髪に行くのに連れられて、私も理髪店で髪を切ってもらってました。
こどもなので、理髪椅子に座るとき
あの、アメリカ人が肩をすくめたような赤い補助椅子を
ヒョイっとセットされるのが
こども扱いされてるようで(って、こどもだから)いやな気分になりました。
散髪屋の店主は、黒縁の眼鏡をかけた(俳優の)岡本信人みたいな人。
そのマジメーなおじさんは
いつも私を綺麗な刈り上げのおかっぱにしていました。
5歳上の姉はよく
あの頃の私の刈り上げた襟足がすごく可愛かったーと言います。