見出し画像

亀屋良長本店に行ってきた。

六月十六日は和菓子の日でした。
京都の老舗和菓子屋の亀屋良長さんでは16日〜18日に小さなお菓子を詰めた
『嘉祥菓子』
というものがお店に並ぶ……とのこと。
お店のHPで写真を見ると
ミニサイズのお菓子はどれも可愛らしく
ああ、実物を見てみたい!という気持ちがふつふつ湧いてきて
亀屋良長本店まで行ってきました!

四条大宮の本店は大通りに面していて
陽の光が差し込んで明るい上に、照明も明るく
白木の内装がすっきり広々としたお店です。
お店の脇には「醒ヶ井水」と呼ばれる湧水があって
自由に汲んでよいらしく、近所の人が汲みにきていました。
さて。
入り口の引き戸を引いて中に入ったら先客はなく、女性の店員さんが3名。
広い店内で1対3。
なんかキンチョーする……と引き戸を閉めた途端
修学旅行らしい中学生男女5人組が転がるように入ってきました。
わわわわわ。
いきなり客が5名も増えて心強くはなったけど
店内に散らばる子犬のような中学生が視界に入って
お菓子の並んだショーケースを眺める私は気もそぞろ。
今思い返しても、何を見たんだか見なかったんだか。。

それでもぐるり2周ほどショーケースを回って
買ってきました。
お目当ての【嘉祥菓子】と【あづき餅】に【焼きカカオ】。
嘉祥菓子は12センチ角ほどの小さな箱にミニサイズのお菓子が9つ。
小さいのでポイっ!と一口でいきそうなのをこらえて、じっくり日本茶と味わいました。
とくに気に入ったのは「黒糖日本酒羹」「ほのほの(キャラメルナッツ)」「満々」です。
黒糖日本酒羹は黒糖風味と日本酒の香りのする二層の羊羹で
この詰合せのためにあつらえたものらしいのですが
普段にも販売して欲しいなぁと思いました。

焼きカカオは、ぼうろの周りに和三盆がまぶしてあって
カカオのほろ苦さと和三盆のほんのりとした甘さがとても美味しいお菓子です。
オススメです。
紙袋を抱えてほくほく帰宅しましたが、店内で気もそぞろだったため
あれこれ買い忘れたお菓子がいっぱいだったことに気づきました。
また行きます。

パッケージも素敵。