個人的に思うコスパ良き自己投資10選
「最高の投資は自分に対する投資だ」
これは投資の神様ウォーレンバフェットがとある動画の中で言っていたものだが、バフェット自身若い頃にコミュニケーションのトレーニングをしたことが今につながっているそうだ。
「いや、なんかわかりにくい!」
と頭の中が時々チンパンジーになるかつての自分は「具体的にどれくらい得するんですか?」と聞きたくなると思う。
ということで個人的な経験から自己投資やリターンがわかりやすかったお金の使い方について書いて行こうと思うぞ。
1, Mac Book Pro
スマホはいまだに友人にもらったiPhone 5 WiFiモデルなのだが、21歳の頃に買ったMac Book Proは自分のキャリアをスタートする上で最良の買い物の一つだ。
当時、バイトをして資金をためて15万円ほどのMac Book Proを購入したことで動画編集をすることになった。もちろん15万円など1年もすれば簡単に取り返すことができ、2年後には50万円のMac Book Pro 15インチを一括購入することもできるようになっていた。
スマホは主にコンテンツを消費する側が持つため個人的に持たなくてもいいと思っているが、コンピュータはコンテンツを作る側が持つ武器なのだ。
2, Adobe Creative Cloud
正直ハードウェアを持っていてもソフトにお金をかけるのは最初はためらった。だって、質量のないものに毎年6万円もかかるなんてどうなの!と思ったのだが、こいつを購入したことにより表現の幅が格段に広がり当然ながら年間6万円なんぞ安く思えるほどのリターンがあった。
ちなみにAdobe主催の企画に何度か通っているのでかなりの期間無料で使っていたりする。これもAdobeを使っていなければ参加できなかった企画なのでお得だったなと。
3, 一眼レフカメラ & レンズ
一眼レフのおかげで動画や写真素材を購入せずに自分で生み出すことができるようになるだけでなく、スキルや手に職までついてくる。しかも、撮影との名目で旅費や食事代などの一部も経費として計上できるため税金対策にもなるのだ。特にレンズは価値が下がりにくいので資産になるだけでなく、そのレンズから生み出されるコンテンツもさらに資産になるという複利的な投資だ。
4, iPad mini
この子とはいつも一緒だ。拙者はイラストを描くためコンパクトなコイツはポーチに入れられて、メモをするもよし、読書するもよし、イラスト描くもよし、動画見るも良しの優れものだな。
コイツのおかげで4コマ漫画や絵コンテも描けて仕事に間接的に役に立っているのと、コンテンツを表示できるので時短にもなる。Premiere Rushで動画編集もするのでコンテンツの消費と制作を両方兼ねている。
5, GoPro Hero 7 Black
このnoteでも度々使用しているのだが旅先に気軽に持って行けてしかも意外と画質が良かった。ちなみにGoProを使って撮った動画でAdobeのコンプリートプラン + フォトプラン 1年分の商品をゲットできたので数万円得をしている。
タイとラオスに持っていったが油断した隙に猿に奪われ電柱から投げ落とされて大破した。ゴメスチェンバリンも驚きのあっけない最後だぜ。
6, TASCAM レコーダー
動画の中で解説用マイクとして使用している。コイツのおかげで何百万円稼がせてもらったことか、、
ASMRのマイクとしても利用できるが、普通に使っていて音が良い。ただ、レコーダー式なので直接パソコンなどに入力できないのは面倒だ。1万円ほどの安いマイクも買ったことがあるが、結局すぐに壊れて二回も購入したため最初からこのレコーダーを一個買っておけば良かったと思った。
とまあ、ここまではいわゆる有形資産と言われるもので、資産として目に見えるものだったり、実際の金額としてリターンのあるものだったりするもの。だが、個人的には現金に換金するとコスパが悪いと考えている人なのでここからはリターンがお金に限らないものや無形資産について見ていくぞ。
7, Amazon Audible
読書をするときに本を読む時間が面倒だなと思ったりする。だが、例えばシャワーや料理、洗濯や運動、さらにAudible には睡眠前のために時間設定がついておりそれらを合わせると1日1冊くらいは隙間時間で聴くことができる。空いてる時間で知識が身につくのは長い人生で見ると他の人との差がものすごくデカくなるのでこれはお得だ。
ついでにアマゾンで言えばAmazon Prime会員も入っておくとかなり本も読めるしPrime Videoで映画も見られるのでめっちゃお得だな。
参考
8, 恩を感じる人へ奢る
世の中には相手から奪うことを考える Taker タイプと相手に与えることを考えるGiverタイプがいるのだが、後者のタイプにご飯を奢ったりプレゼントをしておくとお返しをしてくれたり協力者となってくれる。
そこで出来上がった人間関係は無形資産なので人生においてすごく価値のある存在だ。ちなみに拙者はそういう友達からNetflixのアカウントをシェアしてもらったり、車で送ってもらったり、通訳をしてもらったりと実質的にも得をしている気がする。
9, 美術館
スペインのバルセロナにいることもあり、外出制限が出る前は美術館によく行っていた。膨大な美術品の中から自分がどんな作品に感情を揺さぶられたかを知れるのは今後誰かに話すにしろ、作品を作るにしろ役立つものだろう。
こういう感覚はいく時期によって変わるし、ネットで検索して体験できるものではないので人との違いを出す上で非常に重要だ。
例えばピカソの絵を見てからキュビスムにチャレンジしてみたりと、いろんな人間のスタイルを見て影響されつつ自分で手を動かすことには価値があると思う。
10, 未知のもの
これは一番怖いしお金を払う意味がわからない。しかし、未知のものにお金を払う人は少数派なためそれをすることで人との違いを出せる。具体的に言えば、旅行や食事、新しいサービスなどだ。
旅をすれば自分の価値観がいかに固定されていたかに気づき予想外の出会いがあるし、少数の人しか知らない経験をすれば人に話すことができる。多くの人が知らない情報には価値が生まれやすい。
ただし闇雲にお金を払えば良いかというとそうではなく、自分の感性が揺さぶられるものと自分なりにお金を払うロジックがあるものにお金を払おう。
将来的に自己投資するかもしれないもの
RED Digital Cinema カメラ
映画の撮影に使われる数百万円するカメラだな。正直、これを買うくらいなら50万円も出せばSonyのいいカメラが買える。
しかし、テレビ業界で働いている人がいまだに大きなカメラをかついでいるように、Redという映像業界では多くの人間が知るブランドのカメラを所有することで「あ、このカメラ持ってるならちゃんとしてる人だぁ」とか思われるのではなかろうか。あと、普通に映像が売れるようになるので結構すぐに元は取れると思う。
ジム
日常を楽しめるのは健康な体があってこそだ。拙者はジェイルトレーニング(刑務所でもできる自重トレーニング)で済ませているが体づくりをする目的なら行った方がモチベーションが上がるだろう。風呂なしアパートに住んでジムでシャワーを浴びるというのも強制的に鍛えるためにいいかもしれない。
Apple Watch または スマートグラス
オーディオブックを聴く際にわざわざスマホを持ち歩くのは面倒なので、腕に付けたApple Watchとワイヤレスイヤホンなどで聴けば手っ取り早いだろう。あと、LINEなどの返信とかもこれの音声入力で行えば伝達スピードは速くなると思う。
スマートグラスに関してはまだそこまで性能が良くないので先の話だが、基本的にはウェアラブル端末ということで大体同じような使い方。撮影機能もあれば話は別だけど。
自動運転車
テスラが有力だが、将来的に自動運転車が実用化したとしてその自動車に乗っていない間に人を乗せてUberやGrabのタクシーとして利用すれば車に不動産的な価値が生まれる。そうすると単にガソリン車を所有するよりもコスパもいいし何もしなくてもお金が入ってくるので早く日本で実用化しねぇかなぁ。
バフェットとゲイツが人生で最も損したこと
バフェットとゲイツの対談動画で「人生で最も損をしたことはどんな時ですか?」という学生の質問に対して両者とも一致してこう答えていた。
「最も損したことは新聞の記事には出ていない。それは利益があるとわかっていながら行動しなかったことだ。」
世界的な賢者が「行動を起こさなかったことが損だ」と言っているのだが、おそらく我々の多くは行動を起こさない理由を探しながら生きている。
「今日はちょっと体調が悪いから、、」とか「失敗したら迷惑がかかるかもしれない」とか「本当にこれでいいのだろうか」という疑心暗鬼が行動を妨げてやらない理由を作り出す。
その瞬間、人生で最も損をしている可能性があるのだ。
よくドラクエに例えるのだが、ドラクエではモンスターに負けて死ぬと確かにお金は半分消えるが経験値は残る。つまり次に戦う時に活かせるのだ。
我々も世界を救うゲームの中の勇者の如く、しつこくレベルアップを繰り返しながら時に優れた武器を買うリスクを取りつつも前へと進んで行けたら、ほんの少しでも世界はよくなるのではないかと思っていたりする。
そういう人を一人でも増えればいいと思いながらこうして記事を残す活動をしているのだが、きっと拙者だけでなくあなたもその意志を受け継いでくれることを願っている。君が世界を救う勇者なのだ!
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