動物を見て思う、人類の役割って何かな?|アニマル・ネイチャーコミュニケーション
~命の炎が消えそうな猫さんとの会話~
先日、神奈川県,白楽にある神奈川県動物愛護協会を訪問しました。
この施設では、犬猫だけではなく、ハクビシン、アライグマ、鳩など様々な動物を保護しています。病気の動物もケアしているのでお世話するのは本当に大変だろうなと思います。
その日、敷地内の動物病院に収容された猫がいました。
会長の山田佐代子さんによると、不凍液による危害を加えられたのかもしれない猫2匹でした。
そのうちの一匹は命の炎が消えそうでした。眼が合いましたから、最期のヒーリングをしました。(➡この子は二日後になくなりました)
生命力が残り少ない猫さんにできることは
最高に美しい花に触れるようになでること
そして、この猫さんの最後の時間に
心からの最大の光を捧げること。
それくらいしかできません。。。
一人類として本当に申し訳ない気持ちでいると
「いいんだよ、そんなことは」と猫さんは言いました。
この猫さんは自分の体を脱ぎ捨てることには抵抗なく人間を全く恨んでもいませんでした。むしろ今というこの瞬間に感謝していました。
何という崇高な魂。
この猫さんは全く可哀そうな存在ではありません。
むしろ本当に可哀そうなのは私たち人間です
私たちが可哀そうと思う彼らの姿は
そのまま人間の心の中の可哀そうな姿です。
彼らは人間の写し鏡です。
人間の所業には憤りも感じますが、私には人に石を投げる権利はありません。私自身もたくさんの悪をもっていますから。
それでも、人間は多面体な存在なので、同じように尊い良心も必ずあります。あの犍陀多が小さな蜘蛛を救ったように。
長い生命の進化の中で人間が獲得した最大のギフトである想像力と抽象思考・共感と愛。
それを駆使するために、私たちはこの地球上の生命体として、何億年もかけて進化してきたのではないかと思うのです。
人類としてのこの地球上での真の幸せは、私だけが、人類だけが心地よくなることだけでは、決して感じることができないようにできています。
全ての生命体が調和して生きること。
これがなければ、人間の心はいつまでも空虚です。
愛されることだけではなく
愛することだけではなく
愛し合うこと
そして人類がもつ慈悲心を徹底的に信じること
(photo: ©stock photos)
https://note.com/mikarine2050/n/n0f818972bee0
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