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この膨大で孤独な時間に挑戦してみたことは宝物になった|MikaGoRock美加語録

この膨大な時間を前に

さてさて、活動拠点である関東圏では、緊急事態宣言がさらに延長になりました。人に会う時間が減るという事は、自分自身の時間がふえるということです。

ウィルスというのは目に見える敵ではないから防ぎようがないし、敵というよりも、人類は勝つことができない相手。この状況がいつまで続くかわらかない。その後の世界がどうなるかもわからない。と、いくらでも不安な妄想材料はリストできます。いずれにしても、少なくとも今の現状は変えようがありません。

そんなときどうするか?

私は一瞬、未来に飛びます。そしてこの大波が凪ぎになった頃の自分の感情を想像します。そのときに、

「あのコロナがあったらか、今の自分があるんだなぁ~、いやぁ、あれがあってよかったぁ~~~♡」

って、絶対に思いたい!そう思うことにします。

では、その未来の自分と、今の自分が決定的に違うところ。それは、今自分が苦手としていること、まだ手を付けていない分野は、未来には変化しているという事。

そして、そのための一人の時間が目の前にたくさんあるということ。

ということで、この期間に自分に課したこと。それは王道中の王道!

世界の文豪の小説を読むこと!

世界文学を読む

実家には図書館があります。というくらい膨大な量の本があります。その中でも、子供心に燦然と輝いてみえた世界文学集。とにかく難しそうだったので1ページも読みませんでした。長編小説、苦手です。

そこで、今だからこその、世界文学を読むことにしました。

①百年の孤独(ガルシア・マルケス)
②ジャン・クリストフ(ロマン・ロラン)
③カラマーゾフの兄弟(ドストエフスキー)
④戦争と平和(トルストイ)
⑤罪と罰(ドストエフスキー)
⑥白痴(ドストエフスキー)
⑦アンナ・カレーニナ(トルストイ)

という順番で読みました。やっぱり世界の文豪って、文章が上手~。ものすごく読みやすい。そしてやっぱりとても深い。

普通に生活をしていては決して知ることができない、人間の内面を覗いてみているような。しかも、理解できるという事は、ピンからキリまで私の中にあるということでもあり。それが微に入り細に入り描かれていると、自分だけではないんだなと、なんだかホッとします。

そして不幸になる考え方、幸せになる考え方というものがあり、さらに、総合的に人間ってなんでもありだな、とわかってくる。

そしてどれもこれも結末がす、すごい。はぁ~とため息が出ます。

実はカラマーゾフの兄弟は一回挫折しました。2か月放置!
ところが、瞑想の師から

「最後の一行を書くために小説家は書いているのだから、結末を読まないなんてアホだよ。」

と励まされ、頑張って読んでみました。すると、やっぱり結末に全てが凝縮されているのですね。

世界文学は、頑張って絶対に最後まで読むことをお勧めします。(多分どこかで挫折したくなるけど)。どの小説も、結末がもう超霊的で、時には、こんな人生の答えを書いてしまってもいいのか!と驚愕しますから。

今となっては、本当に読んでよかったなと思います。世界文学を読む前は【紀元前】、世界文学をよんだ後は【紀元後】、と呼びたいくらいです。

苦手な事は、実はやったことがないから慣れていないだけで、やってみると実はその中にとんでもないお宝が眠っていたりするのですね。

孤独な時間

このコロナ渦によって、人と会う時間が減った分、自分と向き合う時間が膨大にうまれました。その時間は確かに孤独ですが、孤独の中から生まれるものこそ自分にとって最も大切な真実です。

さて、今という膨大な時間を前に、どんなふうに過ごしますか?

この膨大な

(photo: ©MikaRin)







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