Noteを365日続けてみたら|MikaGoRock美加語録
Noteを一年間続けた。(2019.12.15~2020.12.15)
沢山の詩を作った。
振り返ってみると、コロナ禍の中で私を支えたのは、この創作活動だった。
毎朝机に向かって、今までに書いた詩を推敲したり、新しい詩を創作したりする作業は、世の中がザワザワする中でも、全く揺らぐことなく続いていた。
今になってそのことがどれだけ心を平安に、そして常に理想の世界へと心を方向付けていたかがわかる。
自分自身の内面を、詩という型で表現することは、感情を昇華させることでもあり、祈りでもあった。それは作品ではなく、作品を創ろうという姿勢が産むものではないかと思う。
それは瞑想とよく似ている。混沌の中にダイブして、無から有を作り出す、ある種肉体的な作業でもある。(私は体験派なので、精神活動でさえ必ず体感がある)それは筋肉トレのように、徐々に早く、深く、鋭くなっていくのだ。
時に、もう何も出てこないと、諦めそうになったことが何度もあった。そういう時は、頑張るしかない。そのためには色々なものを手放し、まっさらな自分にむきあう。
すると力が抜けて、何処からかエネルギーが湧いてきて、世界が光り輝いき詩霊が降りてくる。
そうやって続けていくと、エネルギー領域に、「詩を創作する」という不動のボタンができる。それにかかる日数は、3週間でも、3カ月でもなく、1年なのだった。
目標の365日、つまり365の詩編創作のトライは終わったので、今はスローダウンしている。すると、内側が崩壊し始めた。
やり切った後の残骸が、バラバラと砕けていった。空っぽになって、心から詩が消えていった。
きえていくものへの執着を手放したころ、ふっと、新しいタイプの詩霊がやってきた。その詩霊は孤独という友を連れてきた。
もはや孤独は寂しさではなく、孤高という優しい友なのだ。孤高を知った魂は、真の自由を遊ぶことができる。
さて今は、果てしなく広がる地平線を前に、未知の恐ろしさと喜びを感じている探検家の気分なのだ。
これからは、ゆっくり長~くお付き合いください。
(photo: ©MikaRin)
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