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2020年9月の記事一覧
過ぎ去った時間|女の哲学
過去の写真を見ながら
もう二度度戻らない
幸せだった時を思い
胸が痛む。
その時は
なんら特別な事ではなかった
とんでもない幸福を
ただ享受して
手放した。
それならば
今のこの悲しみも
数年後には
大切なひとかけらだったと
思う日も
くるのだろうか。。。
(photo: ©MikaRin)
MikaRin Youtube 音楽チ
詩を書くこと|女の哲学
詩を書くことと瞑想は同じ
息を止めて深海にダイブするように
深く深く潜在意識にもぐっていく
そこには
形という概念の無い
混沌
美しくもなく
醜くもない
溶けてしまえば
戻る必要のない
私を正気に戻すのは
誰かが
待っている気配
そのためだけに
地上へともどるとき
握りしめた混沌が
言葉へと変化する
その時私は
初めて地上に降り立った
イブのように
エクスタシーを感じている
贅沢なこと|女の哲学
私は今
とてもとても贅沢な時間を過ごしている。
贅沢というのは
魂に関わることなのだと感じている。
部屋の片隅のソファに座り
長い長い小説を読んでいる。
読み進めるうちに
何か新しいものが付け加わり
人生の視点が変化していくのを
内側で感じている。
普通の生活の中に変化をもたらし
永遠に過去の生き方はできなくなるような。
本当に磨かれた言葉というのは
それほどの力と破壊力と
希望と創造性
The void 無|女の哲学
全てから価値が抜け落ちてしまった。
形あるものは簡単に崩れていく。
愛や平和は
形にしたとたん消えていく。
喜びも悲しみも幸せも不幸も
何の意味ももたない。
無の中で
全てから解き放たれ、
消えることのない
おおいなる喜びにひたる。
あなたに逢って、私は何を感じるだろうか?
あなたの背後にある絶対的な無の香りに、
酔いしれ一緒に消えていくのだろうか?
あの広大で自由な何もなさへと。
あな
消えていく感動|女の哲学
私が歩む
光の道は
左に踏み外すと崖を真っ逆さま
右に踏み外すと花畑
感性が鋭くなればなるほど
何かに絶望し
絶頂を知れば知るほど
感動が消えていく
それなのに
理由のない幸せが
吹き抜けていく
(photo: ©MikaRin)
MikaRin Youtube 音楽チャンネル
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