見出し画像

初めての訪問

東京の自宅から、待ち合わせをした場所までは、高速を利用して約3時間。土曜日の朝8時に自宅を出発しましたが、高速道路の入り口までの道のりも、下り方面へ向かう高速道路も大渋滞。予想はしていましたが、結局、待ち合わせの場所へ到着したのは1時間遅れとなってしまいました。

待ち合わせ場所は、移住セミナーで紹介されていた地域の子供たちが通う小学校の正門前。そこには電話でお話した方のほかに、移住希望者の支援をされている、地元の方たちも一緒でした。

そして、この小学校に通う子供たちも数人(支援者の方のお子さん)も来ていて、息子は子供たちに連れられて学校周辺を案内してもらっている中、大人たちは自己紹介をはじめ、この地域についての話を伺いました。

高齢化してきた地域に移住者が来てくれることで、地域が活性化することを期待していること、子供たちにとって自然豊かな環境がそろっていること、東日本大震災のあと、移住者がここ数年増えていることなどを手短に伺ったあと、

「住むところは、空き家もあるし(賃貸)、空いてる市営住宅などものあるので、これからご案内しますよ」

ということで、子供たちも一緒に、みんなで住宅めぐりとなりました。

空き家2件を内見させてもらい、鍵がないので中には入れないけれど、外観と周辺の様子を見にいった物件が4件(うち市営住宅は3件)。

空き家は、建物は古いけれど部屋数が5部屋以上あり、広々としたつくり。畑として利用していた庭もありました。

市営住宅は3LDKで、比較的新しく、しっかりした住宅でした。

家賃は、空き家は1か月、1万円。

市営住宅は1か月、2.8万~3.5万とのこと! 東京の家賃の高さを改めて思い知りました。

最後に、移住の先輩の方をご紹介いただき、色々とお話を伺うことができました。息子がこちらのお子さんたちと遊んでいる中、本当に親身になって相談にのっていただき、

「いつでも連絡くださいね。地方移住で一番気になるのは仕事だと思うので、その辺の情報もあれば、こちらからも連絡しますので」

さすが先輩! 頼もしいかぎりです!

ここまでのやりとりは約3時間。とても充実した時間でした。

皆さんとお別れした後、おすすめの地元の温泉に浸かり、美味しいお蕎麦も頂いて、すっかり疲れも取れ、癒されました。帰りの車で私と息子は熟睡。運転をしてくれた夫には申し訳なかったけど、ステキな刺激をいっぱいもらって、良い意味で疲れ果てていました。

そして、翌日の日曜日。

朝から家族3人の、「家族会議」が始まりました。

つづく