懐かしい光景をたまに思い出す
運命の人?!(笑) パート1
可燃ごみを出し終えたある日。
(まだゴミ収集車が来るまで時間がある)
と思った私は、もう少し片づけをすることにした。
(断捨離、だんしゃり~!)
収集車が近づいてくる音を聞き逃さないよう、耳を凝らしながら、片付けを続けた。
そろそろ時間に思えた頃、
(いざ!)
ゴミ袋を持ち、思い切り玄関の扉を開けた。
そこには、一人の男性がいた。
家の前の道で、こちらを向いて立っていた。
(え、これは運命の人?!)
…ではなかった(笑)
家族の旧友だった。
自分、既婚者ですし(笑)
私の運命の人ではなかった(笑)。
慌てて、私は家の中にいる家族に声をかけた。
その後、二人は楽しそうに話していた。
家を出た瞬間と、その人が家の前に着いた瞬間。
何というジャストタイミング。
ささやかな奇跡に、ちょっぴり感動。
なんだか幸せに思えた。
単純な自分でよかった、なんて思う。
ちょっぴり楽しい時間。
これからもささやかな幸せを、たくさん見つけていきたいと思う。
忘れられない出逢い~運命の人?!パート2
人生をやり直すのは、もういいかなぁと思う。
それでも、ちょこっとだけ戻ってみたい!と思える地点は、確かにある。
その一つは、中学時代。
愛媛県松山市にある、道後温泉駅前のバス停。
バスを待っていた私は、ふと視線を感じ、何気なくその方向を見た。
そこには1台のバスが停車中。
開いた扉から見える後部座席に、少し年上の青年が一人座っていた。
傍らにはギターケース。
バスが発車するまで、目があったまま、身動きできないままだった。
きっとほんの短い間だったと思う。
なのに、ものすごく長く感じられた。
とても美しい瞳の、きれいな人だった。
ふふふ(σ*´∀`)
笑っちゃったあなた。よかった(笑)
どこかしら、孤独を抱えている雰囲気だった彼。
あの時、どんな状況だったのだろう。
何だか忘れられなくて、今でもたまに思い出す。
今はどこで何をしているんだろう。
その後、少しして私はギターを買ってもらった。
高校では、ギター研究同好会という部活に入った。
その後は、友達とギターの弾き語りをする日々。
もしかしたら、あの時の彼の影響だったのかもしれない。
その後再会して、運命の人に…とは、ならなかったけれど。
でも、だからこそ、今でも甘くて、懐かしい思い出のままなのだろう。
素敵な思い出って、時折思い返すと、生きる元気をもらえる気がする。
あなたの毎日、笑顔いっぱいででありますよう!
読んでくださり、ありがとうございます。
写真はとべ動物園にいたアオサギさん
ペンギン舎でじっと佇んでいました。
ペンギンさんのエサの魚を、もらったりしていたのかも。
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