不安も包み込む、直感

最近、みかんはまた、
新しい不安の種を見つけては、
どんどん膨らまして不安の妄想を広げて、
恐怖に包まれていた。

でも、
以前にも書いたことがあるけれど、
人生の中で
あまりにもたくさんの不安と向き合い過ぎていると
たまに、ああこれはもうすぐ解決するな、
とわかる時がある。
今回は、明日にはこの不安はなんてことなくなるなぁ、
といった感じ。

そうはいっても、
不安の渦の中にいる時はいつも通り大変で、
不安を解消するために外に外に、
絶対的な答えを求めて動いてしまう。
誰かが大丈夫と言ってくれることを。
答えが出たと思えるうちは良いけれど、
でも、ものごとは曖昧だったり、わからないことだってたくさんある。
本来はきっと、自分の視点次第で、
物事はいかようにも変わるんだろう。
そういう、不安の先のすべてをコントロールしたり掌握できないことに遭遇すると、
さらに不安の奥に落ちていってしまう。

そんなとき、
「この不安はもう追いかけるな、このことのなかに、心配に思うことはなにひとつない。」
なんか、そんな声が聞こえた、気がした。

本当に、気がしただけ…
でもそれでいったん、答えを探すのをやめてみて、
まだドキドキドキドキしている状態でも
いったん他のことに目を向けてみるようにした。

うっかりまた答えを探しそうになって
他のことに目を向けて…

また関連した不安が出てきて落ち込んで、
でもまた他のことに目を向けて…

次第に、視点が変わってきたような気がして、
あれ、それ悩むこと？って感じる瞬間が訪れる。

そこですぱっと切り替われたら良いんだけど、
みかんはそうはできないので、

また不安に包まれて、絶対そうだとか思って、
でもやっぱり、違う視点もある気がする？と思って…

そうこうしているうちに、
やっぱりなんでもなさそうだ、と気がつく。

どうしてもみかんは疑ってしまうので、
半信半疑だけど、
でも、これが直感というものなのかもと
思っていて、

さらには、
きっと子どものころとか、
ゆっくりしているときとか、
知らないうちに直感と一緒にいたのかも、
とも思う。

みかんの不安や心配は、
ずっとずっとあるけれど、
少しずつ、変わってきた、気がする。
そして、
不安や心配が
みかんの成長に必要なことに気づかせてくれる、
そんなきっかけを作ってくれているのかもしれない。