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知らない国の知らないごはん

私は外国料理屋に行くのがとても好きだ。

インド、ネパール、中国、韓国、イタリア、ブラジルなどなど。私は日本から出たことはないけど。
ウズベキスタン、モンゴル、ベトナムあたりになってくると、地理の弱い私は地球儀のどのあたりにある国かも存じ上げない。

それでも、他国のごはんを食べに行くのは楽しい。聞いたことのない料理名を眺め、どんな味の食べものが出てくるのか想像しながら待つ時間はわくわくする。

今回書くのはペルー料理店に行った時のこと。
私含め女性2人で来店しました。

注文したのは
「タジャリンアマリジョ」
「チャウファ」
「ペルー風ポテトサラダ」
の3品です!どんなものが出てくるのか名前だけだとまったくわからないですね。ランチタイムなのでサラダとスープもついてくるみたい。やったあ!


初めに出てきたのはサラダとスープ。とくに日本で口にするものと変わったところはない、おいしいサラダとスープだった。
あえて言えば、スープにほんのりと甘さがあって、具材をよく見てみたらかぼちゃが入っていた。多分かぼちゃの甘みかな?ほっとする味で私好みだった!

予想以上におしゃれなの来た

こちら、「ペルー風ポテトサラダ」です。

私が居酒屋やお弁当で見るポテトサラダとは、まったく違うものが出てきた。まるでケーキかなにかのように可愛らしい。画像の加工ではなく本当に黄色い。

添えられた薄紫のソースはすこし酸味とピリッとした風味がした!なんだったのかは最後まで謎。ポテサラにつけるとさわやかでおいしい。


そして、こちらが「タジャリンアマリジョ」。

カルボナーラか?

また黄色い。クリーミーで美味しいけど結構ピリピリチクチクした辛みがある!黄唐辛子をつかったクリームソースパスタのような料理らしい。美味しい。料理名にある「アマリジョ」は、黄色という意味の言葉だそう。じゃあ「タジャリン」は麺的な意味なのかな。

調べてみたら、黄唐辛子はペルーではよく使われるようで、さっきのポテサラが黄色かったのも黄唐辛子の色らしい。

麺はパスタよりもやわらかかった。あと、やわらかいせいなのか、フォークでくるくるしても思ったように巻けない。少しだけ麺をくっつけたフォークを、皿の上で無意味にくるくるくるくる。

そして、上に乗ってるボリューミーなお肉はなんだか角煮やチャーシューに近いそれでした。ラーメンの上に乗せたほうがしっくりきそうな肉の旨み。


最後にご紹介するのは「チャウファ」です!
こちら!どーん!!



炒飯やん

チャウファ、めっちゃ炒飯やん。
中華屋やラーメン屋で見たことあるような料理が出てきました。ていうか、チャーハン言うとるやん。チャウファて。

あと、多い。写真だと伝わりにくいけど、炊飯器ごとそのまま持ってきましたみたいな、大量の炒飯がやってきた。ペルー料理屋で。

味はしょうゆっぽい。というより、しょうゆの味がする。ちょっと濃いめでおいしい味付けだけど、贅沢にトッピングされた海鮮も最高なんだけど、ペルー料理に炒飯ってあるの??なんでペルー料理からしょうゆの香ばしい香りがするの?
ペルーって南米ですよね。アジアですらないよね?どうして?

不思議だったのでぐぐってみた。
どうやら、中国人移民の方がペルーに定住して、調味料などを中国から持ち込んだりお店を開きだしたりしたのがきっかけで、ペルーには中華料理に影響された食文化があるらしい。なるほど〜


こうして驚いたり新しい知見を得たりするのが好きで、ついつい入ってしまいます、知らない国の料理屋さん。
プチ海外旅行のような気分も楽しめるので一石二鳥。おすすめです。

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