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【小さな私×満たす】ちゃんとする、を手放す

子育てしていて思う。

子育ては自分の育て直しでもある。

子どものうまくいかないことに向き合いながら、自分が逃げてきたこと、こじれてつらくなったこと、嫌だったこと、そんなことを自分の中に感じて、自分も見つめ直す。

そんな時間じゃないかと思う。

だから子育てって、どんな人にとっても尊いものなんじゃないかな。

ちょっと美化しちゃって聞こえるかもしれないけど、実際はドロドロしていて、美しくない。

全然いい母親なんかじゃない。

だけどやるしかない。

優等生だったママは劣等感で苦しむかもしれない。

できないことばかりで投げ出したくなることばかりだし。

でもそこに自己成長のヒントが隠されているって思う。


「ちゃんと」しなければならない想いは子育てにも影響する

「ちゃんとしたい私」を見つけた先日。

それがさっきお風呂に入ったとき、「ちゃんとしなきゃいけないと考えていた自分」へと変化した。

そうだ、私ってホントはトロくて、人と話すの苦手で、お絵描きしているのが好きで・・・。


でも大人や周りを見ていて

「それじゃダメなんだ」

と感じて、トロい自分を封印したのかもしれない。

つまり、「ちゃんとして欲しい」という周りのサインを受け取って、「ちゃんとしないと」と思い込んだのは自分。

そして、気づいたらいつの間にか「ちゃんとしたい自分」になっちゃってたんだなぁってこと。


「ちゃんと」が好きだったわけではなさそう。

日常でも「ちゃんと」したいけど、「ちゃんと」できないことは多いし。


そう考えると、この思い込みはすごい。

その想いが今度は子育てで、「ちゃんとしない」子どもたちを「ちゃんとさせなくちゃ」という想いに変わった。

「ちゃんとしない」子どもをコントロールすることはできないから、「子どもをちゃんとさせられない自分」にまた苦しむようになる。

不思議。

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「ちゃんと」させろと言われている気がする

「ちゃんと」しないといけないと思っている私は、子どものことで学校の先生に何か言われたとき、その意図を「ちゃんと育児ができていない」と捉えてしまいやすい気がする。

「〇〇くんね、忘れ物は多いのだけど、いつも朝は一番早く席についています。」

忘れ物の話をしていたら、親は「なんとかさせないと」と思って聞いていると思う。

そんな時は後半のいい部分は聞いているようで流されてしまう。

だから、「ちゃんと」の部分が勝手に強まる。


親の勝手な捉え方というメガネはなんて高性能!!

「ちゃんとさせないといけない理由」をどんどん拾ってしまう気がする。

私が自分を「ちゃんとしないといけない」と思っていて、子育ては「ちゃんとできていない」と思っていて、そのせいで子どもが「ちゃんとしていない」と思い込んでいたら、その想いはどんどん現実化する。

だってそういう意識で物事を見ているのだものね!

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思い込みからの解放

そこから抜け出すのは単純で、ただ「私、ちゃんとしてた」と実感するか、「ちゃんとしてなくってもオッケーだ」と気づくか。


要は「ちゃんとしてないといけない自分」=ちゃんとできていない

の思い込みを否定するか、

「ちゃんとしていないといけない自分」=ちゃんとすべきという世間の目

を否定して、世間の目はそんな目をしてなかったと実感するか、

じゃないかと思う。


それを実際に体感するってなかなか難しい。

そう思っていたんだけど、今回は「ちゃんとしたい自分」じゃなくて、「ちゃんとしなきゃいけないと思っていた自分」と気づいただけでも効果があった。

それは、子育ての中ですでに「ちゃんとしなくてもいい」価値観を手に入れていたからかもしれないな。

「ちゃんと」させようと思わなくても、時期が来れば取り組むし、困れば考えるし、わざわざ「ちゃんと!」と気負う必要なんかなかったなって。


つまり、自分に対しても子どもに対しても待てたらいいんだと思う。

私は多分、親になったのにこんなにちゃんとできなくてダメだって思ってたんだと思う。

もっと事前にこうやって考えていたらとか、そういう環境があったらとか、考えてた。

でもそうじゃなくって、今それを学ぶチャンスが来たんだってことでいいんだと思う。

自分の成長に早いとか遅いとかない。

そういうタイミングがきたときが成長のときなんだ。

過去に頑張れなかった自分を責めなくていい。

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小さな自分を癒す

私、インナーチャイルドとか詳しくないし、それへのアプローチとか専門的なことは全然わからない。

でも、今の私を癒すために何が必要かはなんとなくわかる。


あのね、

「もうちゃんと頑張ろうとしなくていいんだよー。」


「そのまんまで生きていてよくて、困ったときに考えたり、助けてもらったりして乗り越えたらいいんだよー。」


「子どもと自分を同化させなくていいよ。

 私はよくやってるし、子どもは子どもできっと自分で乗り越えるよ。」


「ちゃんとできてないって責めなくていいよ。

 ちゃんとしてるとかえって近づきがたいものだよ。」


「今できることを積み重ねていって、難しいことは難しいでいいよ。

 子育てが難しいのは当たり前だよ。

 その中でできることからやればいいよ。」


「できないって責めなくていいよ。

 できないに隠れてる、できた!をもっと認めていこうよ。」


「できない、の奥にある自分の気持ちに気づこうよ。

 多分、できていてほしい自分への期待が強いんだ。

 でもできないに挑戦しているその姿勢がステキだ。

 プロセスにももっと興味を持とう。」


「できてない不完全な自分が魅力的だ。

 不完全な良さ。

 クスッと笑える余裕が程よい。

 カッチリ決まった髪型より抜け感がある方が親しみやすいのと似てる気がする。」


「できるようになるステップが気持ちいい。

 大人になってもそれをたくさん楽しめると思えば、なんだかラッキーな気もする。

ちょっとずつのステップアップをたくさんワクワクできるから。

大人になったって、できるようになった瞬間って嬉しいものだよ。」


そんなふうにして、小さな自分をたくさん励ますこと!!

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