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まっすぐ生きてきたあなたへ

大人の言うことを素直に聞いて、ひたすら頑張ってきたあなたへ。

頑張る以外にも解決方法がありますか?


見える課題に一生懸命になることしかできなかった

うまくいかないなぁと思う現実にぶち当たったとき、あなたはどう考えますか?

ひたすら頑張ってきた私は、やっぱり頑張るしかなくて、頑張れないときは自分を責めてでも奮い立たせて頑張ってきて。


夫に聞いたら、

「ひたすら時間が経つのを待つ」

という答えが返ってきてビックリした。

やってみようと思ったけど、できなかった。

事実をそのまま受けとめる、で終わりにできずに、どんどん自分を責めてしまう自分を止められなかったのと、何かしないと!という衝動に勝てなかったから。


今まではそんな自分の反応にそのまま従って生きてきた。

でもその戦略、子育てにはどうしても向かない。

親である自分を責めて気持ちを奮い立たせ、子どもの行動を変えようと努力し続けてしまうってどうしたって報われないもの。

人はコントロールできないし、自分を責めることは子どもをも責めることへつながる気がする。

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長男の理解が自分の理解へとつながった

私だったらこうするのに!

学校に行かない選択をしたり、なかなか行動しない長男を見ていて、いつもそんな気持ちに駆られた。

私だったらする選択を長男はことごとく選ばなかった。


私は大人が言うことを素直に聞いた方が良いと思って生きてきた。

褒められるし、怒られなくてすむし、何か嫌なことがあっても親のせいにできたから。

全然自分軸で生きてなかった。


マイペースで自分らしく生きてきたって思ってたけど、決められた枠の中で、出してもオッケーな自分を選んで出してただけだった。

時々感じる生きづらさの理由もわからずに、ただひたすら目の前のことを一生懸命こなすことでなんとかしていく日々だった。

言葉にするならば、社会適応するためにいっぱいいっぱいだっただけなのかもしれないって思う。


余裕なかった。

誰かに助けてほしかった。

ひとりでは心細すぎて、常にひとりでは生きていけないって思ってた。

もちろん社会ではそんなふうに見せてはいけないって思っていたから、心とは裏腹に仕事をバリバリ頑張りつつ育児も両立!な顔を見せ続けていたけど。


長男「オレは学校に無理やり行ってたら、今みたいにイラストレーターになりたいって思えてなかったと思うね。

 そう思える何かを見つけようとできたのは、そういう時間があったからだって思ってるよ。」


君は本当に小学5年か!?


でもフツーの小学5年にできることが、長男にはできないことっていっぱいある。

それはフツーに学校に行ってないから。

だけどフツーの小学5年ではできないことを長男はできたりする。

特に精神面は大人だ。

精神面の成長が遅くなった、もしくはこじれた私よりずっとずっと大人な部分があるんだ。


私は今やっと、今までは向き合えなかった、もしくは見ようとしてこなかった自分の一部にフォーカスをあてるいいチャンスをもらえたんだと思う。


もっと自分らしくいていいよ、

もっと自分のために時間を使っていいよ、

もっと楽をしていいよ。

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もっと楽をするとは?

頑張り屋さんな私に、今、いちばん必要な視点は

「どうしたら自分はもっと楽できるか?」

じゃないかな、と思う。

「楽する」にチクンとしちゃうなら、

「大切にする」とか

「いとおしく感じる」とか。


特に子育てにおいては自己犠牲の上に成り立つようなイメージで凝り固まってしまっている私。

WIN-WINの関係でいいはずなのにね。

自分も家族も幸せになるための方法って、自己犠牲ではないよね。


ちょうどいいバランスってあるはずなんだ。

このバランスがちょうどいいはずなのに、なんだかしっくりこないときは、きっと心の中に罪悪感とかこうすべきって思考がこびりついていたりするんだろうな。

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私らしさを解放する

ずっと周りの評価気にして、

社会に適応できることだけを考えて、

誰かの役に立つことが自分の生きる意味で、

相手の役に立たなかったことで苦しくなって、

人に対しては常に誠実でありたいと思っていて、

何事にも謙虚でありたいと思っていて、

私ってどんな人かなんてあんまり考えてこなかったのに、

いきなり私らしさなんて無理!!


だけど1日に必ずひとつだけは自分のワガママ聞こうと思う。


今日はね、仕事が休みで長男も次男も学校に行ってなくて、三男は幼稚園。

ホントならいい機会だから、2人とちゃんと向き合う時間を作ろうと思ったの。

だけどそれは朝の1時間だけにして、ヘアサロンに行くことにした。

それが今日の私のワガママ。

ちゃんと聞いてあげたよ。


でもたった1時間だったけど、次男は漢字プリントをやって、それを見ていた長男が自分も苦手な漢字に向き合おうとプリントを自ら出してきた。


できる範囲で向き合って、できる範囲で自分のワガママも許して、できる範囲で家事や仕事をこなしていく。

それでいいじゃない。

それが私のバランス。

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