夫に懺悔!どうにもならない気持ちの整理
昨日の朝、夫に今の気持ちをぶつけてしまいました。
ごめん、夫。
かなり萎縮してました。
その振り返りの記録です。
私はとにかく苦手と挑戦しているという話
私は過剰適応と言ってもいいくらい学校生活、そして資格取得、就職と頑張ってきたと思います。
結婚したら家事に育児、そして仕事も両立。
それぞれがこんなにも中途半端にしかできない生活なんて初めてのこと。
私は割とキッチリとしっかりやり抜きたいタイプで、とことんのめり込みたいタイプでもあって、やるならそこそこを目指したいタイプで。
学生時代はとことん勉強すれば良かったし、部活の時間は部活に専念できました。
やるべきことがハッキリしていたのと、やるべきことの時間も時間でメリハリつけやすかったんですね。
そういうのは私に合ってました。
今は違う…ルーティンで終わりの見えない苦手な家事とガッツリのめり込むよりもさじ加減が大切な育児、パートっていう中途半端な立場での仕事。
どれもみーんな私の苦手なことばかり!!!
それでもその中でちょっといいことがあったり、嬉しい気持ちでいっぱいにでもなれば、苦手なことにも取り組むエネルギーが湧いてきますよね。
ところが、学校の面談や幼稚園や学校のイベント出席は私にとってはエネルギーが必要なものばかり!!
イベント好きな子どもがいれば、イベントで笑っている子どもを見て癒されることもあると思います。
でも我が子たちは揃ってイレギュラーが苦手で、集団活動も苦手で、嫌がる子どもをどうやって無理なく参加させるか…みたいなことをイベント前から先生と相談しながら進めなくてはいけない状況。
やるなら親としてとことん付き合おう、とか寄り添おう、と思ってやってきた私は年々自分が追い込まれるようになってきてしまいました。
私が夫や子どもたちに寄り添おう、理解しようという想いを強く持てば持つほど、不思議とそれが自分には向けられないことに対する悲しさが増してきてしまいます。
見返りを期待しているわけではないつもりなのに、自分がやっているのと同じように自分にも理解や寄り添いを求めてしまうんですね。
そのバランスとかさじ加減って難しいなって思います。
昨日の朝は、バランスよくやっている夫に対して
「なんでもっと理解しようとしないの?親として行動しようとしないの?私のキャパオーバー見て、なんとかしようと思わないの?」
という気持ちをぶつけないといられなかったみたいです、私。
ごめんね、夫。
勝手に私が空回りしてるだけなのに。
でもやっぱりわかってもらいたくて、想いをたくさん言葉にして伝えてしまいます。
伝えながらも途中で気づくんですよね、ああこれは夫にもっとって言っちゃってるけど、私の問題なんだって。
昔は全部言い切るまでは夫のせいだと思っていて、言い切って整理されてから謝ることが多かったのだけど…最近ではだいぶ言いながらもわかるようになってきたみたいです。
うん、成長かな。
でもなかなか自分の想いと現状に対して、折り合いがつかないというか、どうも自分が思っているようにはならないとはわかっているのに感覚的には腑に落ちていないみたいで。
時々こうして夫にもっと理解して!コミュニケーションを取ろうとして!家族の関わりを大切にして!と訴えてしまいます。
昨日、自分の心から湧いてきた言葉から察すると…
どうやら私は家事も育児も中途半端な立ち位置の仕事もどれも苦手なのに頑張ってなんとかこなしている毎日なのに、誰もわかってくれないし、当たり前だと思ってる!!!
しんどいし大変、せめて夫はその気持ちを理解してほしい!!!
そんな私の気持ちに少しでも寄り添ってもらいたい、ということらしいです。
また、そうしてほしいと思うことの裏返しは、そうすべきなんじゃないかという、私の「長年自分に課してきたこと」もしくは「母親にしてもらいたかったこと」なのかもしれません…。
収納から理解する余裕の必要性
何でもガムシャラに向き合い、とことんやり抜くようなスタイルで生きてきた私が、どうもそのスタイルでは結婚と育児の生活ではうまくいかないらしい…と気づいたのは育児で壁にぶつかったから。
心の余裕、大事ですよね。
でも常に120%で生きてきたような私が70〜80%で生きるって感覚を得ることはなかなか難しいことでした。
そんな私の生き方がそのまま出ていたのが我が家の収納で。
お恥ずかしいんですけど、数年前の我が家の廊下収納です。
これを以前、収納アドバイザーに見せて言われたことがあります。
「空間全てを利用しようとし過ぎていますね。
モノが多いというのもあるかもしれませんが、ある空間を全て使い切ろうともしているように思えます。
収納で目指したいのは7割収納くらい。
余裕が常にあるのが理想です。」
そんなふうに言われて、私は心もそうだ!と思いました。
むしろこのみっちり収納にはまだ疑問を持っていなくて(結構効率よく収納できてるよね、みたいな)、心の余裕をつくることのイメージの方がパッと湧いて、私はとにかく詰め込みたくなりすぎるのだ、と思いました。
やれるだけやりたいし、ギリギリまで頑張りたい、余裕を持つことよりも全ての能力を発揮したい、そんな感じなんです。
もうこれは生まれつきの脳のタイプ、もしくは自分がやってきてうまくいった方法なんだと思います。
それって学生のときは生かせたことも多かったけど、今の生活には合わないし、苦しくなりがちだったり、周りに迷惑をかけがちだったりするんだろうな、と思いました。
自分らしさ全開ではうまくいかないし、かといって苦手ばっかりに取り組むのもかなり難儀なことです。
どこに折り合いを持ってくるのか…もう何年も取り組んでいるこのテーマ。
年々ステージは上がっているように思いますが、自分の中ではまだ「ここら辺で落ち着くのがベストかな」と思えるスタンスに辿り着けていません。
私の行動は私の望みを体現している
心を扱う本をいくつか読んでいくうちに、この考え方はわかりやすいな、という内容に出会えました。
自分は幸せになるために自然と考え、行動をしている、というもの。
ところが経験や情報を元に私の中で意見の食い違いが起こってしまうと、生きる目的は同じでも考え方や行動に対する葛藤や問題のある現実が出てくるといいます。
私の中では、「家族はもっともっとコミュニケーションを取るべきだし、その中で家族の絆を深めていきたい」という強い想いがあるのですね。
目的は家族の絆を深めたいわけなのだけれど、そこで取る手段っていろいろあると思うのですが。
例えば、コミュニケーションを密にとってお互いを理解する、という方法もあれば、信頼して見守るとか適度な距離を置いて接する、という方法だってありますよね。
私はね、おそらく見守られていることに気づけない人間なので、見守るっていう感覚もその大切さもそれをするメリットも実感としてないんですね。
だからついコミュニケーションを密にとって理解し合うという方法を取りたくなるし、それがいいんだって思い込んでます。
実際に仕事ではほぼこの方法で人との信頼関係を築いてきていて、時々、この方法が効かない人がいるな、というくらいで大体うまくやれていました。
ところが私の家族はどちらかと言うとこの方法が効かないタイプの集まりのようなんですね。
私は今までの人との関係をこの方法でしか築いてこなかったので、違った距離感や見守る範囲を増やすみたいなことを改めて習得する必要がありました。
頭で理解して行動し、思考回路を増やしていくには時間がかかります。
修正しようともがいている最中では、感覚で動くと元の私のやり方になっちゃうので、うまくいかないことだらけ。
自信はなくなるし、私が求める「家族の絆」に突き進もうとすればするほど空回りする現実に、時々疲れ果ててしまいます。
そんなとき、私はどう過ごしたいんだろう?10年後や20年後はどうしていたいんだろう?どうなっていたら嬉しいんだろう?
なんて想いを馳せますが、結局考えが行き着くところって
「私も家族も健康で笑っていたらいい」
なんですよね。
そのために私は日々、考えたら行動しているわけです。
だけど、今回夫に文句を言ったのは、私が得意なのに家ではうまくいっていない「コミュニケーションを密にとり、お互いに理解し合う」ということの方法論というか、もっとこうしたらうまくいくんじゃないか、夫もやってみたらどうか、という次元の話だったと思うんです。
こうして整理して書いていくとわかりますね、その次元の問題じゃないのよって。
そもそもコミュニケーションを密にとるやり方がうちの家族には合ってないし、今までもうまくいってこなかったやり方なのに、そのやり方でもう少し質を変えたら変わるんじゃないかって夫にグイグイ伝えていたわけですよねー。
伝えるのは大切だし、話をすることも大切…でもそこが着地点ではないんだと思います。
私、物事の着地点がなかなか見えない人で、夫は常にわかっているというか、見えている気がしています。
なんで分かってるんだろ、そうか、分かってるから私みたいにグチグチ言わなくて済むんだ…そんな感じ。
だから温度差も話し合いのスレ違いも起きてしまうんでしょうね。
もっとコミュニケーションを密にとるには?ではなくて(そもそも夫もこれが苦手)家族で楽しく健康に過ごしていくにはどうしたらいいか、を話していけば、きっともう少し我が家なりの着地点が見つかっているんじゃないでしょうか。
新しい視点を手に入れるために手にした本
ここのところ、だいぶ自分の行動にも思考にも負荷がかかっていました。
もう限界で、夫に話を聞いてもらわなかったら昨日は何にも家のことや買い物ができなかったと思います。
でももう少し自分のことは自分でコントロールしていきたい…そんなときに目にしたこの本のタイトル。
子は親を救うために「心の病」になる (ちくま文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/4480431586/ref=cm_sw_r_cp_api_fabc_lHF3FbVC3H78B
ドキッ!!としません?
怖い、読みたくない、なんか自分責められそう!!
そんな気持ちがしたから、あえて手に入れてみました。
もう少し客観的に今の現状を捉えられるようになって、全然違う視点から考えることができたらいいな。
本の感想もそのうち記事にできたらと思います。
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