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30日間、食べることやめてみました /不食」という名の旅・不食30日間 全記録DVD付) / 榎木 孝明 (著), 南淵 明宏 (監修)


30日間、水、コーヒー(砂糖入り)だけで人間生きていけるってよ って話。その体験談の本。


なんで読んだの?

不食に興味が湧いたので。探してみてライトそうな本を選んでみました。
興味が湧いたきっかけは…

ある日、牛肉を食べていたら…気分が悪くなってしまって
※この先、閲覧注意。人によっては、気分害するかもよ。
 ご飯食べてる最中の方にはオススメしません。
 今のうちに🔙戻った方がイイかも。



ホントに、いいですか?!

いいですね?!



では、続きを。

ある日、ロー〇ンの牛モツ鍋を食べていた時の話。
なんか黒いドロッとしたものが、ワタシに流れ込んでくる
  「!?」
・牛の飼育風景
・殺処分場面 その恐怖、絶望、
・人間への憎悪…etc.
のイメージが私の脳内イメージに「グワーッ」とあふれてきて。


もうそれは一瞬のこと。気持ち悪くなって吐き出した。
最初の一口だったけど、もう無理、それ以上食べられず、処分しました。

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可愛いなぁ と、食べたいなぁ おいしそうだなぁ が同居するって
なんだろうなぁ…

で、しばらく
「食べる」って何だろう。
誰か何かの命取らないと生きていけないって、なんて未熟、未完成なんだろう人間って。
などと、紋々とし続ける日々でした。
ビーガン、ベジタリアン、不食 色々調べてみてました。
その時に出会った1冊。


注意>
・農業・畜産・養殖業さんをどうこうしろ!って意見ではありません。
・美食も調理研究もしたい人は、したらいいと思う。
・今回は、「こういう考えもあるよ~」のあくまでも、私の意見・体験談です。

2021.2月時点
食に対する恐怖も落ち着き、食べてはいます。
豚とホルモン系はちょっと苦手。
食べる量は減ったかも。

※こういう事、経験者さんいらっしゃいますか?



この人だれ?

この記事のTOP画右下写真の方です。
俳優さん、時代劇や、旅グルメ番組とかに出ていたり

榎木 孝明(えのき たかあき、1956年1月5日 - )は、日本の俳優、水彩画家。鹿児島県伊佐郡菱刈町(現:伊佐市)出身。 ※Wikipediaより


ざっくり構成

・榎木 孝明さん(以下、著者)が、不食30日チャレンジしてみるか!
と思い立った話。
・30日間の短編日記。
・幼少期、これまでの振り返り話。
・30日後の振り返り。監督したお医者さん。著者。別々に掲載


不食のハウツー。方法論。具体的な対策は載っていません。
不食方法論<<<マインドセット の話です。







なんで不食したの?

著者は、数日~1週間くらいの不食はしたことがあり、
・特に不快な思いもしていない。
・頭よく回るかも?!体も軽いかも?!と思っていたそう。
・不食、断食、ツライ・苦しい・危険って思われがちがけど、そうでもないよ?!
・毎日「食べないと死ぬ」?!食べる自由/食べない自由もあるのでは?

では、1か月間やってみたらどうなるかな? って感覚で始めたそう。

…え、タダのノリじゃん?w
修行・苦行系私もイヤ。面白い人がいるもんだな。とさらっと読めました。

※あくまで、私の解釈です。詳しくは、本書読んでね。


お医者の監修ってなに?

30日間不食チャレンジするのに、
・ホントに不食か証明するため
・病院の別途借りる&お医者さんに相談&監修
・ドキュメンタリー映像撮影
・FBでの状況報告 

をしたそうな。
本格的!毎日の体重・血糖測定結果も載っています。

途中までは、水だけ生活。でしたが、お医者さんの指導のもと、
コーヒー、飴、塩飴も追加されています。

グサッと来たことメモ

・非常識→常識。信じる人、知る人が増えれば変わるもの。
例:
現代は、人を〇すと重罪。でも、戦乱の世では、英雄、ヒーロー。そんなもの。

一次的な「常識」に縛られてていいのか?


・「人は食べなくても生きていける」が判れば、「食べないと〇んじゃう」の妄信を解くことができるのでは?

・絶食、断食、小食…食べたいけど、我慢する ニュアンス。
(著者の考える)不食とは、それ以外。食べない自由。食べない楽しみ。

・空腹がツライ。そんなことはないよ?!
食べないと生きていけない にとらわれているからなのでは?

・食べないと〇んじゃう!という固定概念からの自由。その概念のスイッチを切れば、お腹はすかない。

・飽食、食べすぎで病気になり困っている人もいる。飢餓で食べられず困っている人もいる。矛盾しているがどちらも存在するのがこの世界。

・不食。著者なりの意識拡大アプローチ。

・調理して、食事して、次の食事を「何にしよう?」と悩んで… その時間が無くなる分、ラク。他の事に時間が使える。

・食べること、飲食店も否定してるわけではない。ただ食べないとどうなるのかを試している。

ちなみに、30日間の不食終了後、著者は食事をしています。


ココから、30日後の監修医コメント
・著者の申し出を聞いたときどうしたと思うか? 反対?賛成?
-健康体の人が、水だけ飲んでいれば30日間は死なない。
※個体差が大きく、体調崩すことはあるが。

・食が豊富になったのは、前世紀くらいから。飽食時代はせいぜい30-40年前から。人間誕生と言われる約600年前から考えると、お腹すいてる時代の方が長い。

・飢餓状態ですぐ〇んでいるなら、今まで人間繁栄してない。
※個人的に爆笑でした。

・食べないとどうなるか?
異化、再利用システムが作動する。
体内で合成できないモノ(ビタミンとか)もあるが、30日くらいでは〇なない。

・不食の監修について:至って、手がかからない、楽な患者。

・食べないと!と思い込んでいるのも感じる。
手術後の患者さん。食べないと!と無理に食べてる方も。

・~過ぎるのから、小食、適度な量を考えることが大切かもしれない。


最後に

いかがでしたか?
・案外、人間ってしぶとい、丈夫なんだなぁ

って。

何となく、食べちゃう

のを見直してみようと思いました。

たいてい、食べたいって
・ストレスたまって、気分転換、紛らわす  
ので、手が伸びてる時が多々あるんだよね。

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