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【データを基にした】自分でできる!身体の痛みを取る方法

こんにちは!

カラダの治療家 みかみ ひさしです!


今日もデータを基に自分でできるカラダの痛みを取る方法をお伝えしていきます!


この経筋治療というのは、他の多くの論文でも痛みを軽減させる効果が出ています。

実際に私も臨床で何度も試しましたが、とても効果的です。


経筋治療とは

正直これを学ぶまでは遠隔治療というのは怪しいものだと思っていました(笑)

経筋治療とは遠隔治療のようなもので、経絡(ツボ)の流れを使って治療をしていくものです。

なぜ遠隔治療かというと、例えば肩の痛みに対して、その痛い場所に繋がっている手のツボなどを使って治していくからです。

電話で会話するだけで治ったりするものとは違います(笑)


内容

まず経筋治療をしていくにあたって、そのツボの流れで治療効果のあるものの中で運動器(筋肉、関節など)に効果のあるものを絞っていきました。

(1)本経治療群(愁訴と関連する経筋上の末梢の榮穴または命穴への皮内鍼を約0.5mm刺入して絆創膏固定)、                       (2)シャム群(本経治療群と同じ経穴に皮内鍼を刺入するふりをして,絆創膏のみ貼付)、                                  (3)他経治療群(本経治療群と隣接する榮穴または命穴に皮内鍼約 0.5mm刺入して絆創膏固定)の3群とした。

簡単にいうと、

1、関連するツボに小さな鍼を刺した上から絆創膏を貼った

2、鍼を刺さずに絆創膏を貼った

3、関連しないツボに小さな鍼を刺した上から絆創膏を貼った

この3パターンで検証しました。


結果

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このVASというのは被験者の痛みの程度を表したものです。

遠隔で鍼を刺したグループにもちろん効果はありましたが、

面白いのは、絆創膏のみのグループでも関連のないツボに刺したグループと同じぐらいの効果がありました


ツボの場所

画像2

これは膝の痛みを訴えた方に各場所を押して痛みのあった割合を表しています。


これを自分で行うには

自分で治療をしていくには、まず先ほどのツボの場所を1個1個押さえていき、重だるさ、痛みのある場所を探してください。

痛みのある場所を見つけたらそこをゆっくり10回ほど押していきます。

もしくは、パイオネックス(円皮鍼)と言われるシールを貼ります。

このシールは鍼付きのものもありますが、鍼なしのものでしたら一般の方でも使えますし、チクチクする感覚もないのでスポーツの時にもオススメです。



ぜひお試しください!



論文

「運動時愁訴に対する経筋を応用した遠隔部治療について」
篠原 昭二 明治鍼灸大学東洋医学基礎教室
勝見 泰和 明治鍼灸大学整形外科学教室

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