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人間が人間らしく生きるためのヒント〜八正道(8つの正しい道)

学校で「人間らしく生きる方法」については学ばなかったのは私だけでしょうか?

おかげさまで「自分の生きる意味」を必死に探した学生時代。

そんな学生時代に教わりたかった、仏教の教えが大人になったからあることを知ったので。

今回はご紹介します。

八正道は仏教の教え

生きていると苦しい事にもぶち当たりますが、

8つの教えを心に置いて行動すると、自分の軸がブレずに人間らしく生きれるという提案のようなモノです。

仏教は強制の教えではないので、信じてくださいでもなければ、自分の為の知識として生かしたらどう?という概念が私はとても好きです。

ということで私的な解釈で書いていきます。

1.正見(しょうけん)

物事を正しく見ること。

物事をありのままに見つめるには、誰かの言った言葉に流されたり、いらない情報で頭を悩ませたりするのではなく、今、目の前に起こった真実だけをしっかりと向き合うこと。


2.正思(しょうし)

正しく考えたり、正しく思うこと。

よけいな主観にとらわれずに、自分の心と向き合い、しっかりと考えることを諦めるなということ。

人を大切に思う気持ち💕

3.正語(しょうご)

正しい言葉を語ること。

ウソをついたり、悪口なんかは論外。

素直になれなくて、嘘を言ったりしても何の得にもなりません。

素直に言葉にすること。それが正しい言葉。

正しさに難しい言葉は必要ありません。
 

4.正業(しょうごう)

正しい行いをすること。

相手を妬み、憎しみ、恨みの気持ちを持ち人と接しないこと。

また、いのちある生きものを殺したり、他人のモノを盗んだり、みだらな行為などをしないこと。

警察に捕まるような法に触れることはまずしてはいけません。

5.正命(しょうみょう)

正しく、健全な生活を送り生きること。

正しい手段で、衣・食・住の糧を得ることが大切です。

一生懸命に働いて、生活できている人は、それでもう正解です。

また、自分の命を大切にすること

ストレスを抱え鬱になり生きるのが辛くなる前に、他に正しく生きれる道を考えてください。

6.正精進(しょうしようじん)

正しい努力を続けること。

「どうせ自分なんて。。。」などネガティブにことを言わずに、

より良い人間になれるよう精進するように努めていきましょう。


7.正念(しょうねん)

「私は今ここに生かされた命」だということを胸に、

日々に感謝の気持ちを持って生きることに専念すること。


8.正定(しょうじよう)

正しい瞑想を行なうこと。

心が乱れた時、一度そこで、大きく息を吸い、取り乱さずに、心の安定に努めるようにすること。

「定」とは精神集中する瞑想のことで、禅定のことを言います。


以上8つが人間らしく生きるためのヒントです。

日々の暮しの中で頭の片隅においておくと、自分の状況を冷静に見れるかと思います。


今日は8月8日なので「8」にちなんだテーマで書きました♪


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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