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☆ 『 ユマニチュード 』とは?

 
 私が介護の短期のコースを受けたのは10年以上前になる。時代と共に様々な進化をしていると思うから自分の中を更新していきたい。


 高齢者施設での仕事で、認知症の方とコミュニケーションを取ることは今も私にとって簡単ではない。祖父母との同居等、高齢者の方と濃密に触れ合うバックグラウンドが薄く、20代の時に驚きの連続だった。
 言語のコミュニケーションがとれなくても、その方が笑ってくれたらうれしい等楽になったことも多いが、理想的にはいかない事ももちろんある。


 先日ある方のブログで見た『 ユマニチュード 』というケアの方法があるそうだ。基本は「 見つめる 」「 話しかける 」「 触れる 」等。


 見よう見まねで、ほんの少し自分の動きに取り入れてみた。いつも上手く会話できず、時には怒らせてしまうこともある方。見つめて、腕に触れて、目線の高さを合わせて話してみる。なんだか普段よりやさしい雰囲気、自己満足だけれど自分がそうなっている気がした (気のせいかもしれない)。返ってきた反応もやさしくて「 一緒に行きたい 」という様な事を何度か言って下さる。うれしくてほっこりした。少しずつ、無理なくやってみようと思う ☆☆☆
                      



『 認知症になると、「見る」「触れる」「話すこと」による絆を、周囲から一切あたえられなくなってしまうのです。
 ー略ー
そこで、私たちは、その人がどんな状態にあろうとも、「あなたは人間である」「人間として、そこに存在し続けている」というメッセージを伝える技術であるユマニチュードを開発したのです、』

 イヴ・ジネストさん (仏)
「ユマニチュード 認知症ケア最前線」より(2014)

 

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