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更年期は温かいものをお勧めします

若い時にはたくさん食べれたけれど、最近あんまり量が入らなくなった・・・
そんな更年期の女性の方は多いと思います。
歳を重ねると消化吸収の機能が衰えるのは生理的なことですが、そうであるなら年齢にあった食事の摂り方をする方が体にとって優しいですね。

人が食べ物を消化しようとするには熱を消費しなくてはなりません。
内部で熱を生み出し、化学反応を起こすのです。
その時に始めから温かい食べ物であると
体はずいぶん楽に仕事ができます。
要するに、体は疲労しにくいのです。

食べたものが正しく消化されることが健康なのですが、現代は当分の多い加工食品や飲料、冷えたものを夏は涼しい部屋で、冬は暖かい部屋で食べたり飲んだりしているので、体は混乱し、余計な仕事量になるのも無理もない話ですね。

私の母は、とても口うるさかったのですが、「女の子は下半身を冷やしてはいけない」と口癖のように言っていました。
「うるさいな~」と思いながらしぶしぶ毛糸のパンツを履いていたのを思い出しますが、おかげで生理痛はなかったと記憶しています。

生殖機能が正しく働くためにも大切な教えです。

冷え性

冷たいものばかり好む女性は体に相当エネルギーを費やしています。
自分の体温より低い温度の食べ物や飲み物は
消化吸収、代謝の過程で熱を発します。私たちの体温を維持するためのエネルギーが冷たい食べ物や飲み物を温めるために消費されてしまうのです。
内臓が冷えていると身体がだるくなり、動くのも面倒ですね。

熱は上昇する

炎が上に上にと登るように体の中でつくられた熱エネルギーは上昇します。消化管は空洞なので腸や胃、食道などの器官を通り喉の渇きを感じるようになります。こうして冷え性の体は次のステップへと進んでいきます。

肥満体質

恒常性を維持するために胃腸はとてもよく働きます。胃腸は基礎代謝の大半を占めているため
胃腸が冷えると働きが弱まり代謝が悪くなります。
胃腸が冷えると、そこから下の下半身が冷えるために水分の循環、血液循環が滞り、むくみやすくなるのです。
足元が冷たいのに上半身が熱いのは、熱源を隅々に循環することができていないということです。

更年期からホットフラッシュで悩まされているかたは、この傾向にあります。人から言われたことを気にして消化できずにいると、ストレスも加わり更に長引く可能性があるので要注意!

食べ物を温めて食べると体はずいぶん楽になりますのでよろしければお試しくださいね。
少し付け加えると・・・人から言われたことは十分かみ砕き、その日のうちに消化してください。いつまでも留めておくと消化不良でしんどいですから๑˃̵ᴗ˂̵

更年期の身体は、温かい食べ物と言葉を求めています。循環させる能力は、内側にすでにありますよ!

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