先っぽを意識する
私たちの年代になると、顔は火照るけど手足は冷たいという方、結構多いです。
今の時期は、暑いというだけで冷房を使用し、お部屋をキンキンにしている方も多いですが、意識してほしいのは一番細くて体の先にある血管です。
細胞が宇宙の縮図であるように体全体を表すのは指先です。手や指先は体の縮図なので手足の指先をほぐすと、心も体も健康でいられます。
東洋医学に「部分即全体」という考え方がありますが、冬場に手指を揉みほぐす動作をするのは「手の刺激を全身に送れ~」という無意識からのサインなんですって。
それほど先っぽの血流は全身に作用します。
職場は熱中症を予防するために適度に温度調整をしていますが、冷房が苦手な私は動いて調整となります。
指先はセンサーなので冷えると直感を感じるのが鈍くなり致命的。
体の不調は先っぽの血流不足ですから、むくみから来るホットフラッシュや肩こり、腰痛などが病気に発展しないようにもみもみしましょう。
そこで私が冷えたなーと思った時や普段から無意識にやっている手指のヨガをご紹介します。
一つめは頻尿予防
最近トイレに行く回数が増えたな〜。そう言えば我慢できなくなったかも…。
更年期の女性にとって泌尿器の問題は切実です。
画像にある赤い⚪︎の下方には子宮、卵巣、膀胱や尿道など泌尿器のツボが集まっています。
その中心にあるのがヘソです。赤い⚪︎を刺激すると自律神経が刺激されて内臓の冷えを予防します。中心から下方に向けて優しく揉みほぐして下さいね。
膀胱炎などの尿路感染は内臓の冷えが関係しています。がん細胞や細菌は血液や尿が流れる勢いで留まることは出来なくなります。
二つめは悩み多き肩こり
先程の中心のもみほぐしに加えて図のように関節をぐるり一周もんでいきましょう。一日何度でもOKです。
固くなった肩周りの血流を柔らかくする効果があります。
三つめは目の疲れを予防する指ヨガです。
私はパソコン作業で毎日目を使っているので目に効果のある指ヨガは欠かせません。
中指の第一関節から指先の真ん中は目のツボです。
毎日毎日続けることできっと効果を感じることが出来ると思います。
私は母に「あなたは40歳で老眼になる」って宣言されていましたが、この指ヨガの効果なのでしょう、まだ大丈夫です。
疲れ目、老眼も細い血管の血流不足ですから、この先っぽヨガを生活に取り入れてみて下さいね。
先っぽを制すと心と体が循環され人間関係や未来が変わります。ご自身の介護予防にもぜひお役立てくださいね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?