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あなたの癖って何?~呪いの言葉を解く~

「相手の気持ちを考えなさい」
私が母からよく言われた言葉。今考えると、ケンカの多かった私たち姉妹に手を焼き、こう言っていたのだろう。と思う。

だが、あまりによくその言葉を言われた子どもの私は、素直にそれを受け取ってしまい、何をするにも相手の気持ちを考えるようになった。

まずは相手優先。自分の事は後回し。自己肯定感なんてものは、ほとんどなかった。(そもそも、私が子どもの頃は自己肯定感なんて言葉はなかった)

そんな私が、自分を優先できるようになったのは、大人になってから。詳細はこちらに書いています。

癖は厄介。でも改善できる!

猫背や腕を組むなどの身体の癖の様に、思考の癖も一緒。
一度、癖がついてしまうと、それを改善するのに時間はかかる。だけど、猫背を直そうと背筋をピンと伸ばす時間を少しずつ増やすことで、猫背を改善できることもある。

私も、長年染みついた”相手を優先する”癖を、時間をかけ”自分を優先する”癖に変えていった。
そうした今、ちゃんと自分の事を優先出来るようになったし、全くなかった自己肯定感も育ってきている。

そして今、思う事。

母の言っていた「相手の気持ちを考えなさい」も、あながち間違いではないと思う。相手の気持ちを考えたおかげで、友人関係を築いたり、維持することができている。

私の子どもに渡す言葉

母の言葉と私の経験を踏まえ、私の子どもに言葉を渡すとしたら、
まず、自分の気持ちは大切にして。でも相手の気持ちを考えることも大切。その上で、お互いが納得するところを一緒に見つけるといいよ
そんな言葉。

だから、

・子どもが自分の気持ちを見つけたり、言葉にする力。
・相手の事を想像する力
・相手が考えていることを聞く力。
・それぞれが納得できる”落とし所”を一緒に見つける力。

この力を子どもが持てるようになる関わりを、親として私は持とうと思う!といっても、親の私も日々鍛錬中。子どもと一緒に成長できたら、いいな。

最後まで、お読みいただきありがとうございました!


今回の記事は、この記事がきっかけで書きました。たま子さん、ありがとうございます。


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