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ハビットトラッカーを使うメリット/デメリットって何?

ハビットトラッカーとは直訳すると「習慣追跡装置」のことで、自分のやった足跡を記録して楽しく習慣化するための道具みたいにイメージしてもらえればと思います。


とは言っても、専用のノートやグッズを使わないとダメというわけではなく、やり方や決められたルールがあるわけではないので、自分のやりやすい形で取り入れることができます。


例えば

取り組みたい行動目標を決めて→決まった行動目標をアプリに入力、ノートなどに書き出すなど可視化して→可視化された行動目標に対する結果を記録する

こんな感じで日々行動を記録することで、習慣化をサポートしてくれます。


そんな手間暇かけずにササッと始められるハビットトラッカーですが、もちろん使っていくうえでのメリットとデメリットがあります。



ハビットトラッカー使用のメリット


■楽しく使いながら達成感を得られる

習慣化サポート向けのアプリなどはイメージしやすいと思いますが、他にも、手作りノートやスケジュール帳などがあります。



それらをマーカー、シール、スタンプなどを使って自分の好きなようにアレンジすれば、習慣化以前にそのノートやスケジュール帳を育てていくこと自体も楽しい作業になるはずです。


こんな感じで少し工夫するだけで、日々の行動を記録すること自体を楽しめるようになります。


さらに、自分のやってきたことを見返す・振り返ることで、達成感や自信を手に入れやすくなります。


■自分の行動パターンが見えてくる

ハビットトラッカーの記録はあなたの足跡です。


これまでの足跡を振り返ると、行動できた時とできなかった時の状況やその違い、行動目標と他の行動との関連性などを客観的に把握することができます。


例えば、交通系ICカードの履歴をチェックすれば

  • いつどこで何に乗ったか?

  • 交通費はいくらだったか?

  • 各移動地でどういう目的があったか?

など、それぞれの行動に関する様々な情報を後から収集できるのと同じイメージですね。


自分の行動パターンから見えてくる行動・考え方のクセや曜日・時間帯の偏りなどを把握することで、習慣化するための作戦が立てやすくなるわけです。


続いてデメリットについてお伝えしていきましょう!


ハビットトラッカー使用のデメリット


■「記録すること」を習慣にしないといけない

「そんなことは当然でしょ」と思われたかもしれませんが、この「記録すること」の習慣化がハビットトラッカーの有効活用を目指す際の最大の壁になります。


なぜなら、日々記録する作業はご存じのとおり面倒だからです。

調子がいいときは楽しいですが、自分ではコントロールできないことが原因で継続が途切れたりすると、一瞬で記録をする手が止まってしまうんですよね。


ですから、手が止まらないようにするためには「記録すること」も行動目標のひとつとしてハビットトラッカーに書き加えて、今ある習慣にくっつけることで習慣化を目指す必要があります。


■ハビットトラッカーへのストレス・プレッシャー

毎日記録するストレス、数字を積み重ねるプレッシャーを楽しめているうちはいいのですが、つらくなるときが来るかもしれません。


他にも、準備(スケジュール帳、ノート、メモ、付箋、シールなど)の手間を想像すると気が重くなる人がいるかもしれません。


そういうときは、ストレスやプレッシャーを軽くするためにも

  • 毎日記録できなくてもOK

  • ハードルは低く、数字は小さく

  • 準備も簡単に手に入る身近なもので


と肩の力を抜いてスモールスタートを意識しておくと楽しく続けられます。


■やり方によるマイナス面

例えば、ハビットトラッカーに対して

  • 準備に時間・労力をかけすぎたり

  • 日々の記録に割く時間が長すぎたり

  • 記録方法に完璧を求めたり


と必要以上にお金・時間・能力等の自分の資源・資産を費やすのは、おすすめできません。


ハビットトラッカーはあくまで習慣化のサポートツールであり、最低限の働きさえしてくれれば、それ以上の使い心地向上や楽しめる仕組みを盛り込む必要は二の次で大丈夫です。


あまり難しく考えず、あれこれと作り込み過ぎないシンプルなものが1番です!


道具は使い方次第

スマホとの距離感がいい例ですが、スマホを上手に使いこなしている人がいる一方で、スマホ中毒になってしまう人もいます。


ハビットトラッカーも同じで、道具としての役割は「行動の結果を残す」たったそれだけです。


最適な時間・労力・精度等さえ間違わなければ、ハビットトラッカーは頼もしい相棒になりますので、ぜひ上手に取り入れてみてください。

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