スキマ時間を活用して習慣化に取り組む際の注意点
日常生活の中で仕事や家事の合間に生まれる短いけど自由な時間「スキマ時間」をうまく活用することで、新しい習慣を効果的に身につけることができます。
ただ、そのためにはいくつかの注意点を押さえておくことが必要があります。
今回は、スキマ時間を活用して習慣化に取り組む際の注意点とスキマ時間活用のコツをお伝えしていきます。
スキマ時間を活用する際の注意点
■習慣の連鎖を作りづらい
すでに習慣となっている行動の後ろに新しい行動をくっつける
これは、習慣化を目指すのに非常におすすめなやり方なのですが、スキマ時間が突発的なタイミングで発生したり、取れる時間帯が日替わりだったりする場合が多いと、直前の行動が同じでない可能性が高くなります。
■継続の難しさ
とにかくスキマ時間は、短い時間・細切れ時間で他の予定に影響されやすいので、計画的に行動を続けることが難しい場合が正直多いです。
また、スキマ時間だけで行動すると進捗が遅く感じられたり、達成感を得にくいことがあって、モチベーションの低下につながる可能性があります。
■質の低下
短時間で行う活動は、集中力が続かない、十分に取り組めないなどの理由で質が低下することがあります。
特にクリエイティブな作業や深い集中が必要な行動には向かない傾向です。
また、スキマ時間に複数の行動を詰め込むと、気持ちが散漫になって全体的な生産性が下がったり、多くの小さなタスクが積み重なると、精神的な疲れを感じるかもしれません。
■スケジュールの混乱
スキマ時間を当てにすると、行動予定が予測しづらくなって、全体のスケジュールが混乱することがあります。
特に仕事上の重要なタスク、会議や家族の用事などと重なった場合には思うようにスキマ時間を確保できない回数が増えて、ストレスになることが予想されます。
続いては、以上の注意点をふまえたうえで、どのようにスキマ時間を活用していくかです。
スキマ時間の活用の仕方
■具体的な目標設定と小さなステップで
ベタですが、スキマ時間を活用するためには、具体的な目標を設定することが大切です。
そして、最初から大きな目標を掲げるのではなく、小さなステップから始めることが重要です。
例えば、運動を習慣化したい場合、最初は1日5分の軽いストレッチから始めて、徐々に時間や強度を増やしていくのが鉄板です。
そうすることで、無理なく続けることができます。
■時間の使い方を見直す
スキマ時間を有効に活用するためには、日常の時間の使い方を見直すことも大切です。
例えば、無駄なスマホの使用時間を減らすと、新たなスキマ時間を生み出すことができますよね。
時間の使い方を意識することで、余裕のあるスキマ時間の使い方ができようになるので、より効果的に習慣化に取り組むことができます。
さらに、可能な限り、毎日同じ時間に同じことを行うことができれば、習慣化にとっては最適です。
■心のリフレッシュ時間
スキマ時間を全て習慣化に使うのではなく、心のリフレッシュにも使うことも大切です。
短い瞑想や深呼吸、好きな音楽を聴くなど、リラックスできる時間を持つことで、心身のバランスを保つことができます。
習慣化に取り組む際には、無理をせず、自分自身のペースを大切にしましょう。
最後に
習慣化には個人差があり、自分に合った方法を見つけることがとても重要です。
そもそも、他人のやり方が必ずしも自分に合うわけではありません、というか自分用にアレンジしないとほぼ合わないと言えます。
自分に合った方法を見つけるために、様々な方法を試し、最適なものを見つけていきましょう!
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