見出し画像

習慣化は「逆算思考」よりも「積み上げ思考」で!

目標を達成するための手段として、一般的には、逆算思考:ゴールを先に設定して、そのゴールからさかのぼって計算して、やるべきことや進め方などの計画を立てる方法が挙げられます。

ですが、習慣化においては、逆算思考よりも積み上げ思考の方が相性がいいんです!

積み上げ思考とは、大きな目標を設定するのではなく、毎日少しずつ実績を重ねることで、最終的に大きな成果を得る方法です。


例えば、1年後にフルマラソン完走を目標とした場合、10か月目:30キロ完走→8か月目:ハーフマラソン完走→6か月目・・とゴールから段階的に計画するのが逆算思考、1日5分のウォーキングから始めて、それを少しずつのばしていくの積み上げ思考です。

なぜ積み上げ思考がおすすめなのか?


■ストレス・プレッシャーが少ない


積み上げ思考では、小さなステップを1つずつ進めていくために、目先の負担が少なく、気持ちも楽になります。

逆算思考の場合、大きな目標を達成するために多くのことを意識しなければならないので、それがストレス・プレッシャーになることが多いです。

■成功体験を積み重ねやすい


積み上げ思考では、毎日少しずつでも進歩を感じられるので、自分が成長していることを実感できます。

この成功体験をモチベーションの維持につなげることで、さらに継続する意欲を引き出します。

一方、逆算思考は、目標に到達するまでの間で成功体験につながるチャンスが少ない傾向があります。

■柔軟性・融通性が高い


積み上げ思考は、状況や体調に応じて計画を柔軟に変更できるため、無理なく続けることができます。

これが逆算思考だと、最初に立てた計画を修正するのが難しかったり、予定通りに進まないとモチベーションが下がって、挫折してしまうことが多いです。


さらに、積み上げ思考では、大きな目標を持たなくてもいいので、気軽に始めることができます。

逆算思考だと、最初から大きなしっかりとした目標を設定しなければならず、そのプレッシャーでスタートを切れないこともあります。

積み上げ思考の実践方法


1.小さな目標を設定する

最初に、小さな目標を設定しましょう!

例えば、「毎日3分だけ運動する」や「毎日1ページだけ本を読む」といった、できるだけハードルを下げた目標です。

2.少しずつ増やす

継続の過程で、その時間や量を少しずつ増やしていきましょう!

3分の運動を5分に増やす、1ページの読書を2ページに増やす、というように小さく刻んでいくのがポイントです。

3.自分を褒める

とにかく行動ができたら、自分を全力で褒めてあげましょう!

成功体験を積み重ねることで、さらに継続する意欲とやり通せるという自信が湧いてきます。

まとめ


習慣化において、積み上げ思考で取り組む方がおすすめな理由は、逆算思考に比べて

ストレスが少なく/成功体験を実感しやすく/柔軟性があって/小さなステップを重ねやすいので、無理なく習慣化の達成率をアップさせることができます。


今後、習慣化に取り組む機会があれば、ぜひ、積み上げ思考で取り組んでみてください。

逆算思考で取り組んでいたときに感じていた難しさや悩みの多くは、積み上げ思考に変えるだけで解消されるはずです。


★noteの習慣化にはちゃんとコツがあります



★習慣化サポートサービス

よろしければサポートお願いいたします! いただいたサポートは書籍購入などの活動費に使わせていただきます!