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感情(こころ)を穏やかに保つ方法

現代人が1日に触れる情報量は江戸時代の1年分、平安時代の一生分なのに、人間の脳は遠い昔からほとんど変わっていないのだそうです。

それが原因の全てではありませんが、外からの刺激に対して脳や内面が適応しきれず、心の病気が激増しているのは周知の事実です。

そんな時代において心穏やかに過ごすためには、感情の起伏を少なく心のメーターの針はプラスでもマイナスでもなく真ん中にあることが理想的です。

心のメーター(の針)とは


個人的にイメージしやすいのはこんなメーターです(左:マイナス、右:プラス、真ん中だとニュートラル)

バランスを取るイメージなら、記事見出し画像のような天秤タイプが浮かぶかもしれませんが、今回はメーターを例として話を進めます。

この心のメーターが

ポジティブな感情だとメーターの針が右に
ネガティブな感情だと左に
真ん中(ゼロ)に針が戻る=心が穏やかな状態

こんな感じで心のメーターの針の動きをイメージできれば、客観的に自分の感情の状態を把握し、コントロールすることができるようになります。

注意点としては、針が左右に触れるとダメとか振れないように頑張るといった不自然な縛りは持たない方がいいです。

あと「ポジティブに振れるのは問題ないでしょ?」との疑問についてですが、個人的には過剰なポジティブ志向が根っこにないのであれば、全然問題ないと思っています。

心のメーターの針をニュートラルに戻す

心のメーターの針をニュートラルに戻すとは

仕事でミスをした(心のメーターの針が激しく左に)→ひとりになれる場所で深呼吸(針が徐々に左から真ん中に戻り始め)→さらにスマホで大好きな動で癒される(針が真ん中に戻って心が穏やかに)

こんなイメージです。

特定の感情がいつまでもグルグルと頭から離れない状況になってしまったときには、ループ解除策として心のメーターをスッと思い浮かべます。

そうやって、心のメーターの針をニュートラルに戻すことで、必要以上に感情に支配されない自分を手に入れるのが最終的な目標です。

心が乱される原因について

心が乱される原因については、外からの刺激と内からの刺激があります。

外からの刺激

想像されたとおり、スマホの通知/SNS/YouTube/本/テレビやラジオ/自分以外の誰かの言動など、身近にあふれています。

そんな外からの刺激は遮断するのが最適な対策で、その中でも一番の強敵であるスマホにおいては

  • スマホを目覚ましや寝落ちに使わない

  • スマホアプリ、SNSの通知をできる限り止める

  • 食事中やトイレでスマホを使わない

など、必要最低限の使用に留められると、かなりの遮断が可能となります。

さらに本当に重要な情報は、スマホアプリのニュースやネット検索、SNSなどで手軽に入手するより、手と頭を動かして一次情報から集める方が間違いなく低刺激&高品質です。

内からの刺激

これは、心の声やセルフトークと言われるもので、例えば

  • ミスした自分に対して「バカじゃないの」

  • 自己評価が低下して「自分なんて」

  • 友達の成功を「なんで〇〇さんだけ」

という感じで、思考や感情を持っていかれてしまうことは、外からの刺激以上に負のループにハマりやすいので、早めの対処が効果的です。

考えすぎたり、悩みが尽きない状態になってしまったときこそ、心のメーターを強くイメージして、自分を取り戻すきっかけにしてみてください。

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