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【はみだし系ライフの歩き方】第16回・日本と海外の寄付、ボランティア事情−おカネに関する文化の違い?

ポッドキャスト「はみだし系ライフの歩き方」、第16回のまとめです。

音声のみバージョン↓ iTunesでも検索できます(自動で配信されて便利です)。

今回はPatreon でサポートしてくださっている五十嵐さんからの質問で「海外と日本の寄付やボランティア事情」についての話をしました。

日本では災害時の寄付やボランティアが随分浸透してきた感がありますが、ゆかりさんの住んでいるカナダでは少し事情が異なるようで...。

印象的なエピソードは、東日本大震災直後、ゆかりさんが東京在住のアメリカ人の友人と話していたとき「日本人は全然寄付しない!」と怒っていたとのこと。

寄付文化の浸透している欧米(と一括りにしてすみません..)と日本の文化の違い、また、日本人の金銭感覚によるのかもしれません。

個人的には「(お金を)持っていない時の方が、執着なく人にあげられる」かも、と感じました。少しお金が貯まると「これを減らしたくない...!」という気持ちが生まれるというか... みなさんはその辺り、いかがでしょう?

お金のことっていろんな価値観が投影されておもしろいですね。

他にはサブトークとして「メイクする/しないについてどう思う?」や、プロジェクトを支援する形ではないクラウドファンディングの浸透について話しています。

今週もお聞き逃しなく!

☆オンラインショップのBASEで「ゆかりと美香とフリートークできるチケット」をつくりました。「あのトピックについて話してみたい」「2人に聞いてみたいことがある」というかたはぜひチェックしてみてくださいね↓

今週出てきたあれこれ

アマンダ・パーマーのTEDトーク。アーティストが直接ファンと繋がってお金をサポートしてもらうことで創作活動の継続を可能にするかたちを実現したアマンダ。これは2013年(もうそんなに昔なのか!驚)のTEDですが、確かにその後は日本でも西野 亮廣さんなど同じ形態をとる方が増えてきている印象です。あ、わたしたちのPatreonもその一部です〜

映画「ポバティ・インク〜あなたの寄付の不都合な真実〜」

善意から行う途上国の人々への寄付や援助が、実は現地の人々のビジネスや農業を破壊し自活の機会を奪っているー。寄付やボランティア、援助の全てを否定するものではありませんが、わたしたちの「なんとかしてあげたい」欲求が自己満足にならないよう、長期的かつ広い視野で捉える必要があると考えさせる映画です。


今週の内容

0:50 めちゃめちゃ暑い!日本
2:44 メインテーマに行く前に「化粧についてどう思う?」
4:40 身だしなみとしての化粧=社会人マナー?
5:58 「ハイヒールを履け」で反旗を翻した人
6:50 「『ズボラ感あるすっぴん』は嫌」 by美香
9:30 パトロンからの質問「海外の人は寄付やボランティアどうやっているの?」
11:40 日本は寄付の習慣ない気がする byゆかり
12:10「 寄付ばっかり」なカナダ
13:29 東日本大震災での寄付話〜「日本人、ケチ!(怒)」
16:15 文化の違い〜キリスト教の寄付精神
17:32 自分でお金を貯め込む日本人はシブチン?
17:56 形のないものにお金を出すのが嫌い?
19:50 火災、病気や死などでもクラウドファンディング
22:05 カナダ人は貯金してない→「明日は我が身」
22:30 貯金がないときのほうが執着なくあげられる
25:00 ストリートピープルへの寄付 byゆかり
28:30 災害のボランティアと日常のボランティア
30:52 映画「ポバティ・インク〜あなたの寄付の不都合な真実」
31:40 地元のビジネスや農業を破壊する?
32:35 チャリティーツアーの功罪
33:15 災害時の経験値が上がってきている日本
35:38 今日ゆかりの家に来た「寄付を頼む人」
38:57 寄付を呼びかけるTV CMがある?
41:30 「サポートしてください」は悪いことではない
43:04 アマンダ・パーマーのTEDトーク
45:07 今週のポジティブ

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#ポッドキャスト  #海外 #英語 #寄付 #援助 #ボランティア

Thank you for reading!