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[読書]妻のトリセツ③

女という生き物。

女は人と話すことで自分の気持ちに気が付くことが非っ常に多く、話しながら自分とも対話し「そうか、なるほどね」と分析吸収し、人の話を聞きながら自分の気持ちを整理し、再度自分の考えや気持ちを話す事で確定させる。

著者が言うように聞いた話をストックする作業も同時にしているため、一見わちゃわちゃ話しているだけのように見えて意外と頭の中は忙しく動いているし、心の整理までしている。

女はそういう生き物だという事がわかれば
・長話をしている妻
・要領を得ない話をしてくる妻
・結局何が言いたかったのかわからない話をしてくる妻
に対する「まだ話してるのか」「この話いる?」「俺、聞く必要ある?」「もう飽きてきたな」
に対する許容範囲を広げられるかも知れない。(残念ながらただ単に長い長い無駄話をしている場合もあるが)

自分の妻の生態を知る事はとても重要だが、その前に女の生態を知っておく。まずは基本を押さえておく事が平穏な毎日への架け橋になると思われる。 

意見が合わない、言い合いになりそうな事案はプレゼンする。

妻と意見が合わない時は、妻はプレゼン相手だと思うといいらしい。
もう仕事の一環にしてしまうと言うか、相手がクライアントであれば相手の言う事に「おい」と思っても顔には出さないし
「面倒だ」と思ってもニコニコと話を聞く事ができる。
また、相手の要求を聞き入れつつ、自分の望みを伝える体制を作るために下準備をするのも当たり前。
それと同じと言うか、妻にこそプレゼンは有効な手段らしいので、一度プレゼン方式を試してみてはどうかと思う。

家に帰ってまで仕事するのは嫌だ。と思うかも知れないが、欲しいものを手に入れるチャンスを得るには自ら動くしかない。
何もしなければ欲しいものは手に入らないし、妻と言えど他人だ。そう簡単に思い通りにはならない。

結論から言うと、妻を[チョロくて可愛い妻]に仕立て上げられれば、気持ちよく自分の望みを叶える事ができる。
チョロさを引き出すのも、可愛い妻を引き出すのも、夫の腕次第。
絶対にチョロくも可愛くもならない妻の場合は、まず妻との関係性を構築し直す必要があると思う。
それはプレゼン以前の問題と言うか、飛び込み営業状態と言うか、まず[話を聞いてくれる事]が大前提なので、そこを間違えてしまうと失敗する道しか歩けなくなるので注意して欲しい。

妻のトリセツ。(肝心な部分なのに割愛)

どの本を読んでも、妻と子供どっちを優先するか、どっちの意見を聞くか。の答えは、例え妻が間違っていても[妻]だ。
夫は妻の絶対的な味方でなければならない。とある。
うちには今、肉体を持つ子供はいないので子との関係性について言える事はなく
最初に書いた通り、私はそんなに機嫌が悪くなる事も、夫に不満がある訳でもないので、肝心な状況毎の妻のトリセツ部分については割愛する以外なくて大変恐縮だが
興味のある夫の方は、この本を読んでみるといいと思うし
夫に[妻]という生き物を知ってもらいたい妻の方も読んでみるといいと思う。

内容もサラッと読めるくらいの感じで読みやすく、ハードカバーではないので手軽に読めますしね。オススメです。

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