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遠距離恋愛からの婚約破棄

遠距離恋愛中の方もいらっしゃるのかなと思いますが、遠距離恋愛って難しいですよね。

会いたい時に会えないもどかしさ。他の人はデートをしているのに私は暇人。

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近くにいたらすぐ解決できることもなかなか会えない距離だと問題が大きくなってしまったりするものです。

私は大阪、中国、アメリカとそれぞれ別の人たちと遠距離恋愛をしたことがあります。

一番波乱に満ちていたのは大阪と東京の遠距離恋愛でした。

出会ったのはお互い東京。彼が転職が決まったタイミングで出会い、彼の実家の大阪で勤務することになったと辞令が出たのが付き合って数ヶ月後でした。

「いつ遠距離恋愛が終わるの?」と聞くと「遠距離恋愛が終わるのは結婚する時。」となんとも男気あふれる回答に、私は「頑張る❤️」と。

「お互い結婚するつもりなら共同で貯金しよう」と提案し、毎月定額を私が管理する新しい口座に入れることに。

最初は大阪に行くのも、東京に来てもらうのもとても楽しいデートを重ねていた。

しかし彼の酒癖が悪すぎた・・・

飲み会が激しい会社にいたこともあり、飲むたびに記憶をなくす・財布をなくすが日常茶飯事。

そして付き合っている中でも2回くらい病院沙汰もありました。気づいたら病院で目の上をぱっくり切ってしまったということも。

ご両親とも私はうまくいっていたし、「将来の嫁」として地元の方々に紹介されていたので、親も私も結婚する気満々。

ところが・・・

一向に「遠距離恋愛が終わる時」が来ないのです。

当時27歳。私の結婚願望(というか妊娠願望)がものすごく高まり、押しに押しまくっていました。

決まって言われるのは「みかのことは好きだけど、今じゃない。30歳くらいかも。結婚するかは分からない」と。

あれ?遠距離恋愛が終わる時が来るんだったよね?

そんな時にだんだんと女の影が見えるようになり・・・

大阪に行った時のドライブ中に、向こうに電話がなり出ると「今先輩と一緒にいる」と説明。は?私先輩じゃなくて彼女だよね?

東京に来ていた時、夜中に電話があり。前回のあの怪しい電話もあったから速攻私が電話でると電話口の方から「あなたはTの何なのですか?」と挑発される始末。

そして結婚するしないで揉めて、結局終わったのです。

終わった後、私を本当の娘のように可愛がってくれていた彼のお母さんに泣きながら報告。

彼とは終わったけど、お母さんとは連絡を取り合う日々だったけど「息子に将来新しい彼女ができた時、みかさんが将来新しい彼ができた時に、元彼のお母さんと仲が良いっていうのはやっぱりこれもおかしいよね」ってことでその関係も終えました。

そして共同で貯めた貯金を私はきちんと半額返金し、想定外のボーナスが入るというおまけがありました。


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