時には「心に余裕」を #87
お疲れ様!
今日からまた一週間が始まる。
8月最終週、張り切っていこう!
東京のある美術館のエレベーターのお話。
たまに行く美術館なんだけど、この美術館のエレベーターには「閉」のボタンが設置されていない。
なぜか。
お分かりだと思うけど、設計者から、訪れた人に「ゆったりと過ごしてほしい」というメッセージだそう。
美術館は、日常の喧騒から離れた場。
美術館は、時間をきにせず、ゆっくりと、のんびりと美術品を見るための場。
それなのに、エレベーターが閉まる数秒間も待てないのか、という意味合いも込められているのだろう。
エレベーターに乗ると、癖のように「閉」ボタンを押してしまいがちだけれど、時と場合によって、押さないことも必要なんだと思った。
海外では、「閉」ボタンがなかったり、あっても機能していなかったりするらしい。
1990年に米国で制定された「米国障がい者法(Americans With Disabilities Act)」という法律があって、障がいを持つ人々を差別から保護することを目的としていて、その中のひとつに、エレベーターの利用方法も含まれているのだとか。
エレベーターのサイズやボタンの位置、点字義務、さらにはドアが開いている秒数の最低値などが次々と規定され、結果として、閉じるボタンは機能しないようにすることが決まったのである。
この法律の施行を受け、欧州でもエレベーターの「閉」ボタンをなくそうという気運が高まって、英国でも1990年代以降に改修・建設されたエレベーターには、「閉」ボタンが設置されないことが多かったそうな。
これはまた違う理由だよね。
これはこれで、なるほどな、必要だなと思う。
日本人は、といういう言い方はよくないのだろうが、
せっかちだから、エレベーターの閉まる数秒間も待てないんだろうか。
いや、日本人は便利さを追求しすぎているのかもしれない。
結果として、逆に、不便になる人もいたりする。
先日、介護付き施設に行った際に、エレベーターに乗ったときに、やはり「閉」ボタンがなかった。
確かに、急に閉められたら危険だよね、と思った。
でも、閉まるまでの時間が長く感じた。
特に急いでいたわけでもない。そのくらいも待てないようになったのか、とも思った。
本当に急を要すこと以外は、たった数秒間も待てないことはないはず。
急を要すことなんて、そんなにはない。
スピード、便利さを求めるあまり、心の余裕を持つことを忘れがちになっている。結果として、見えるべきものが見えなくなっていることも多い。
スピードを求められる時は、そのとおりやればいいが、そうでないときは、もう少し心に余裕を持っていきたい。
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